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2006年4月 Archive
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2006/04/05
[ Car, News ]

ドイツBMW,Mg合金製6気筒エンジン部品の製造プロセスを明らかに
(2006年4月4日:Automotive Technology)

 ドイツBMW社は,SAE(米国自動車技術会)2006(2006年4月3日~6日,米国デトロイト)で,直列6気筒エンジン向けのMg(マグネシウム)合金製シリンダブロック(論文では「クランクケース」と表記)の製造プロセスを発表した。

 同製造法は,Al(アルミ二ウム)合金製のシリンダライナを金型内にインサートしてMg合金で鋳込む手法。同法によるシリンダブロックを搭載した直列6気筒エンジンは「6シリーズ」や「3シリーズ」に搭載されているが,「製造プロセス全体を明らかにしたのは初めて」(同社Light-Metal Foundry General ManagerのMichael Hoesch氏)という。展示会ではこのシリンダブロックのカットモデルを展示した。

〔関連情報〕
   ・The BMW Magnesium-Aluminum Crankcase, State-of-the-Art Light Metal Casting and Manufacturing
   (SAE Technical Papers:2006-01-0069)

2006/04/02

 「ソニーミュージアム」を見学させていただいたその日、家に帰ってみると、ソニスタから小包が届いていました。

 中身はというと、「Sony Chronicle 2006」という一冊の本です。

chronicle01.jpg

 これは、2002年にソニー・マガジンズより発行され、すでに完売となっている「Sony Chronicle」の改訂版で、東京通信工業の設立(1946年)から現在(2006年)に至るまで、ソニーさんがこの世に送り出した1,200点以上もの製品を一堂に紹介した、丸ごと一冊「ソニーに関する本」になっています。

 ソニラーにとっては、まさに「バイブル」ともいえる本です。(永久保存版っ!)0xF9CF

 現在、1枚1枚ページをめくりながら、いくつの製品を持っていたか、数えているところです。(そのうち、いくつが壊れたかも・・・)0xF9C7

 いや~、懐かしいです。年代表でつづられた製品たちとともに、そのころの記憶が甦ってきます。0xF9C6

 最初に自分で買ったWalkman(WM-20、83年、27,000円)、最初に買ったDiskman(D-50、84年、49,800円)、最初に買ったCDプレーヤー(CDP-102、83年、84,800円?)、最初に買ったLDプレーヤー(LDP-525、85年、108,000円?)、最初に買ったLiberty(LBT-V44CD、83年、248,000円?)、最初に買ったBetamax(SL-HF705、86年、198,000円)、最初に買ったHandycam(CCD-TR75、90年)、最初に買ったProfeel Pro(KX-21HV1S、88年、188,000円)、最初に買ったWEGA(KW-32DF9、97年、480,000円)、最初に買ったCyber-shot(DSC-F505V、00年、Open)、最初に買ったカーナビ(NVX-1、92年、285,000円+180,000円)、最初に買ったパソコン(SMC-777C、84年、168,000円)、最初に買ったVAIO(PCG-505、97年、Open)、最初に買ったESシリーズ、・・・。その他、家にあったソニー製品多数。
(最初に勝手に壊れたWalkman、最初に壊れたCDプレーヤー、最初に壊れたLDプレーヤー、最初に壊れたBetamax、最初に壊れたProfeel Pro、・・・)0xF9C7

 わたくしの人生、ソニー製品とともにあったといっても過言ではないでしょう。

#限定予約販売であり、すでに受付は終了しています。

 本日はお日柄も良く、絶好のお花見日和0xF9EDと・・・、(むにゃむにゃ)。

 ということで、この2月に納車されたばかりのjuinさんのM5に、「ホワイト・エンジェルアイ」を取り付けてみました。

 日陰ではありますが、お昼過ぎであったため、周囲の環境光はそれなりにあります。写真左側が「純正バルブ」、右側が「ホワイト・エンジェルアイ」です。

juin01.jpg

 昼間帯であっても、純正バルブとほぼ同等の光量が確保されていることが、お分かりいただけるかと思います。(しょぼい市販品とは異なります)0xF9F8

 さて、このM5のボディーカラーですが、これまでに見た「ブラック」とは、なんとな~く違うのです。なにか、こう、色の奥行きが深いというか・・・。(写真では分からないと思いますが)

 そうなのです。このM5は、Individual(特別注文によるカスタムシステム)なのです。ノーマルのM5は、「ブラック・サファイア」というメタリック・カラーですが、Individualで、「ブラックII」というソリッド・カラーにしてあるのです。

 インテリア・トリムも、「ピアノ・フィニッシュ・ブラック」という、スタンウェイやベヒシュタインのような、漆のような深~い黒になっています。

 M5自体、それほど日本国内で走っていませんが、このIndividualの「ソリッド・ブラック+ピアノ・ブラック」という組み合わせ、はたして日本で(世界で?)何台走っていることでしょう。0xF9CE

 とかいって、駐車場内で勝手に取付オフミをしている真後ろを、「Lamborghini Murcielago」が、怒濤のV12サウンドを轟かせて、走り去っていきました。(ひょえ~っ!)0xF9CF

 先日の投稿の続きです。

NHK技研の志の高さ
(2006年3月31日:ITmedia +D)

 昨日、NHKの技研にお邪魔して、最新の研究成果を色々と見せて頂いた。率直な感想として、我々の生活の身近なところにあるテレビを、少しでも見やすくするのと同時に、高齢者にも優しいサービスの数々を生み出しているだけでなく、そのレベルをさらに向上させていくための研鑽も詰まれており、非常に高い志をもって日々取り組まれていることを実感した。

 良質な番組を制作するのに役立つ技術開発も着々と進行している。まさに公共放送としての使命を果たすために日々努力を積み重ねている様子が伝わってきた。竹中大臣や松原さんが仕切っている懇談会では、技研を切り離すようなことも検討しているようだが、それこそ何の意味も持たない、形だけの「改革の成果」を追い求めているに過ぎないことは明らかだ。

 懇談会の方々も技研の方にお願いして、どういう技術開発を行っているのかくらいは見ておくべきだろう。技術開発部隊は現場に密着していないと、より良い成果を生み出すことが難しくなる。松原さんは記者会見の席で、そうした疑問が投げかけられたのに対して、「それなら大学の研究開発はどうなのだ?」と反論したことが報道された。基礎研究と応用研究の違いをご存知ないだけだろう。

 実際のサービスに直結させるための研究開発は現場に密着していないと、研究のための研究になってしまう。もっとも松原さんご自身が、大学における研究開発の動向にどの程度通じているのかは甚だ疑問だが。事業者ヒアリングと言いながら、自ら足を運ぼうともせずに、警察の事情聴取のように事業者を呼びつけているようなことはやめて、最新技術の動向を見せてもらうために足を運んでみるべきだろう。フィールドワークを怠けて、机上で空理空論を述べているから、地に足のついていない改革案しか出てこないのではないか。

 仕事柄、これまでにたくさんの大学を回り、多くの先生方にお会いし、様々なご意見をお伺いしたことがあります。中には、私のような青二才が普通にはお会いすることができないような、高名な先生方や、重鎮と呼ばれる先生方、総長・塾長もいらっしゃいました。

 大学の先生方には、大きく分けて、2つのタイプの方がいらっしゃいます。

 ・ ・ ・ 。

 え~と、書く内容について、いろいろ考えていたのですが、アホらしくなったので止めておきます。賢明な方には、私がなにを言わんとしていたか、ご推察いただけるものと思います。0xF9C5

 とかいっているうちに、同じ方が、このような記事を。

タレント学者の罪
(2006年4月1日:ITmedia +D)

 学者としての評価は勿論、常日頃からの研究成果によってなされるべきである。しかし昨今では、テレビのトーク番組にレギュラー出演し、顔と名前を売ることに精進する勘違い学者が多々見られる傾向にある。エコノミストなどと名乗る輩にもそういう人が多い。

 研究らしき研究もせず、そのため何ら研究成果も残してもおらず、政治的活動に注力したがるような人を学者と呼ぶと、本物の学者たちから怒られそうである。タレントエコノミストたちは大学の先生になりたがる。タレント学者は政治活動に注力したがる。そういう人たちにとって、テレビ出演は何よりのビッグチャンスなようだ。

 テレビが育てたタレント学者がテレビ改革に乗り出す始末だ。テレビ局にとっては自業自得だが、改革に乗り出してからも出演を続け、ギャラを受け取るというスタンスはいかがなものか。モラルが欠如しているのにもほどがある。

 テレビ局もテレビ局で「そんなに文句があるなら、ウチの番組に出演し、センセイを論破して下さい」などと言ってくる。相手の土俵で喧嘩をしたって勝てっこない。公平・公正な場でなら議論をしてもいいかなと思うが、ベースとなる知識を持ち合わせていない人との議論は、話がまるで噛み合わず虚しい結果に終わることが多い。何度も経験してきたことだ。

 マスコミも政治も、そして大学側も、もう少し真剣に自らのスタンスが、国民からどう見えているのかを反省した方が良いのではないか。物言わぬ国民が本当に怒りを顕わにしてからでは遅いのだ。

 御意に御座います。まさに仰るとおりです。

#現役の、「タレント大臣」(勘違い学者大臣)もいらっしゃいますね。0xF9D1

> ベースとなる知識を持ち合わせていない人との議論は、話がまるで噛み合わず虚しい結果に終わることが多い。

 おやおや、この方も、かなりの辛口のようで・・・。0xF9C7

 「基礎研究」と「応用研究」との違いすらご存知ないような薄識な、もとい、博識なお方に、将来の国家の盛衰を決するような研究開発の在り方を、ご議論いただいていてよろしいのでしょうか。

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