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「M5用パドルシフト」への道(その4)

 前回の続きです。

#いい加減、小出しにするなと怒られそうですが、分解して写真撮り直したりとかして、けっこうたいへんなんです。

paddle10.jpg

 ばらばらになったステアリングコラムの下部です↑。

 「SWITCH UNIT STEERING COLUMN」に接続される、黒色の8Pコネクタ(X1880)が見えます。5番ピン(SMG+)と8番ピン(SMG-)に、新たに配線を接続します。

paddle11.jpg

 接続には、このようなコンタクトピンを使います↑。
(秋葉原で、20円/個ぐらい)

paddle12.jpg

 改造した「SWITCH UNIT STEERING COLUMN」を元に戻します↑。

 この時点で、右側の6Pコネクタ(X01006)の1番ピンと6番ピンそれぞれが、先ほどの新たに接続した配線ときちんと導通しているかどうか、テスターを使って確認しておきます。

paddle14.jpg

 いきなり飛びますが、シフトレバー横の赤紫色の4Pコネクタです↑。
(シフトレバー周辺の分解方法については、こちら

 まず、この部分まで、先ほど新たに接続した配線を引き込んできます。
(これが、なかなかにたいへん)

 つぎに、「トランスミッション側のコネクタ」(写真下方向)の2番ピン(紫)に「SMG+」、3番ピン(水色)に「SMG-」を割り込ませます。
(「ボディー側のコネクタ」(写真上方向)に割り込ませると、後ほど装着する「Active Shifter」が機能しません)

 ということで、配線関係は、これにて完了です。シフトレバー周辺を元に戻します。

 サイドブレーキを引き、エンジンを掛け、シフトレバーを「D/S」に入れます。左右のパドルシフトを操作し、シフトアップ/シフトダウンすることを確認します。

 いや~、長く掛かりましたねぇ。とは言え、M5用のパドルシフトをDIYで移植したのは、日本では、おそらく初めてではないでしょうか。
(2006年6月18日時点)

 街中でも、パコパコ無意味にシフトチェンジしたくなります。

   「フォン、フォオ~~~ン」0xF9A4

 く~っ、BMWにして良かった~。0xF9CF

   「駆けぬける歓び」

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