SOARISTO工房 Logo

前後ローター径

2006/10/13

 かなりマニアックな話題です。0xF9F8

 msano7さんの円盤ネタに触発されて(いつもお世話になってます)、E60のブレーキローターについて調べていたところ、すごいことを発見しましたっ!

 って、一般の方には、どうでもいいような話ですが・・・。0xF9C7

brake01.jpg

 ETK(電子部品カタログ)を見ていたところ、現行N52エンジンの530iは、フロントのブレーキディスクのローター径は、φ348mmとなっていました。

 試しに、540i、545i、550iを調べたところ、いずれもφ348mmと、同じ部品が使われていました。

 対して、525iを調べたところ、ローター経はφ324mmと、直径で24mmも小さい部品が使われていることが分かりました。
(ちなみに、M54エンジンの525iはさらに小さくφ310mm(リヤφ320mmよりも小さい!)、横綱M5はφ374mm)

 同じE60であっても、車重に合わせて(コストに合わせて)部品を変えているのですね。

 ってことで、いちにのさんすう好きな職人は、いきなり計算を始めてしまいます。

 ブレーキ力F:、定数:K、キャリパーシリンダー面積:A、パッド摩擦係数:μ、ブレーキ油圧:P、ブレーキ制動径:r、タイヤ外径:Rとすると、

   F = K × A × μ × P × (r / R)

となります。

 なんだか暗号みたいですが、端的にいうと、「ローター径に比例する」ということになります。

 仮に、マスターシリンダー容量やバッド面積等の諸条件が同一だとすれば、525iと、530i以上のモデルでは、制動能力が1.1倍程度違うことになります。
(実際には、車重に合わせてさらに強化されていますが)

 この1.1倍をどう見るかですが、制動能力における0.1の差は、ブレーキフィーリングや絶対的な制動距離の面で、大きく効いてくると思います。

 逆に、車重が1,810kgの550iと同じローター経のブレーキディスクを適用している530i(車重:1,650kg)は、非常に制動力に余裕の持った設定になっているということになります。

 「だからどうした」って?

 いや、ですから、一般の方には、どうでもいいような話です。0xF9C7

(クリックで再生)

(00:30,640kbps,2.5MB)

〔つづき〕

 って思っていたら、勘違いでした。530iも、φ324mmでした。0xF9C7
(「公用車仕様」は、φ348mmになるみたいです)

 う~ん、こうなったら、○○○○計画、始動だ~っ!0xF9CF

brake02.jpg

 ちなみに、画像は、リヤのブレーキローターです。前車のJZS161では、リヤにはベンチレーションはありませんでしたが、E60では、リヤもベンチレーテッドになります。

 さすが。0xF9F8

1 Related Entries

Trackback(0)

Trackback URL: http://www.soaristo.jpn.org/mt/mt-tb.cgi/175

Comments(6)

こんばんは、計画始動ですネ。
しかし、計算式には恐れ入りました。筋入れると係数は変わるのでしょうネ。

posted by  msano7 at 21:24:18 2006/10/14 | reply

SOARISTOさん、こんにちわ。
先日は失礼しました。やっと元気になりました。

ブレーキ・・・気付いてしまいましたね。
ワタシは540の試乗で気付いてしまいましたよ。
で、「公用車仕様」って何じゃ?ってETKを見ながらブツブツ言ってました。

さて、○○○○計画、ワタシも便乗させてもらおうかな?(笑)

posted by  tsuno5301 at 20:18:50 2006/10/15 | reply

SOARISTさん、初めてコメントさせていただきます。

いろいろな研究成果は大変参考になります。

さて、ご存知のようにmassan号(530i)にはM5の純正ブレーキを前後に移植しておりますが、参考までに感想をお伝えします。

移植したあとの第一印象は「初期制動が抜ける~」って感じで、従来の踏み方だと止まりません!!

さらに踏み込んでいくとしっかり止まるのですが、慣れるまで違和感がありました。

ブレンボ装着の方々は初期のタッチから強烈だと言っていますので、M5ブレーキの移植時にこれをイメージするとちょっとがっかりするかもしれませんね。

では、踏み込んでいくとどうなるかというと、それはそれはすごい制動力を発揮します。
これはノーマルの比ではありません!!
奥まで踏み込む前にもう止まっています。

ですので停止寸前のブレーキペダルの戻し加減をうまく調整しないと「ガクンッ!!」と止まります。

このようになる原因はマスターシリンダーの容量がM5と530iでは違うからなのかもしれません。

このような点を差し引いても私は大満足です!!

posted by  まっさん at 01:19:47 2006/10/22 | reply

Post Comment