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ドライブレコーダー(デュアルカメラ)の取付(3)

 前回の続きです。

BU-DRS911

 ドライブレコーダー(BU-DRS911)本体を、センターコンソールの右サイドパネルに、両面テープで固定します。

BU-DRS911

 サイドパネルは、平面のように見えても、微妙にラウンドしているので、短冊状に切り出した両面テープ(長さ66mm×幅15mm×2枚)で、アールを吸収するようにします。

 貼り付け時には、きちんと脱脂しておきます。また、気温の低いこの時期は、双方をドライヤーで人肌に暖めておくと、初期接着力を高めることができます。

BU-DRS911

 付属のケーブルは、長さ3.5mと、やたらと長いので、適当な長さ(80cm)に作り直します。

 また、左右のウィンカー線、ブレーキランプ線など、使用しないケーブルがあるので、取っ払ってしまいます。
(アクセサリー電源線(ACC)、アース線(GND)、車速信号線(SPD)と、必要最低限のケーブルに絞ります)

 ケーブルは、アセテート布粘着テープで、結束しておきます。

BU-DRS911

 GPSアンテナを固定します。

 場所は、純正ナビのVICSビーコンの隣としました。

BU-DRS911

 純正ナビのユニット本体を取り外します。

BU-DRS911

 ユニットの裏側にアクセスできるようになりました。

BU-DRS911

 まずは、以前に改造した、ビデオ入力ケーブルを接続します。

BU-DRS911

 つづいて、ドライブレコーダーに接続する車速パルスを取り出します。

 純正ナビに接続されている緑色のコネクタ(3ピン)には、車速信号(SPD)が来ているので、ここから取り出すことにします。

 ついでに、このコネクタには、サイドブレーキ信号も来ているので、強制的にアース(GND)に落とします。

 これにより、擬似的にサイドブレーキが引かれている状態となるため、走行中にも純正ナビの各種操作ができるようになります。

BU-DRS911

 緑色のコネクタを、元に戻します。

 追加したケーブルも含めて、アセテート布粘着テープで結束し、純正のケーブルに沿わせて固定します。

BU-DRS911

 ユニット本体を、元に戻します。

 ユニットには多数のケーブルが接続されていますが、それらに無理な力が掛かることのないよう、裏面の状態を見ながらゆっくりと押し込みます。

BU-DRS911

 前回、グローブボックス周りをバラんバラんにしましたが、せっかくなので、ビビリ音対策をしておくことにします。

 純正ナビからは、ETCのカードリーダーのケーブルと、VICSビーコンのケーブルとが出ています。これらは、数ヶ所だけ結束バンドで留められていますが、ケーブル自体は剥き出しのまま引き回されています。

#ちなみに、純正ナビのヘッドユニットは、欧州・北米向けのものと、日本向けのものとでは、明らかに仕様が異なります。

#ここからは推測となりますが、日本向けの車両は、純正ナビが取り付けられていない状態で船積みされ、国内に届いた段階で、ポルシェジャパンがClarionのナビを取り付けて納車しているのではないかと思います。
(と思えるぐらい、“やっつけ感”バリバリのケーブルの引き回しとなっていました)

 ということで、これら日本国内で新たに引き回されたと思われるケーブルも、他のケーブルと同様に、アセテート布粘着テープで結束し、共締めしておきます。

BU-DRS911

 とりあえず、仮組み状態で動作チェック。

(つづく)

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