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デイタイムランニングランプのコーディング

 曇天の日の午前中、

SUNRISE Blvd. SENDAGI Porsche

 文京区は千駄木、「サンライズブルバード」さんに来ています。

Porsche Coding Daytime Running Lamp

 目的は、Type 997 Phase 2の「デイタイムランニングランプ」のコーディングのためです。

 実は以前、この「デイタイムランニングランプ」の関連で、“ちょっとしたトラブル”に見舞われていました。

 Type 997 Phase 2では、フロント左右にある「補助ランプユニット」の中に、「ターニングシグナルランプ」と「スモールランプ」に加え、「デイタイムランニングランプ」も埋め込まれています。

 しかし、当時の保安基準では、すでに欧州や北米にはある「デイタイムランニングランプ」の規定に未対応であったため、日本国内では、走行時は点灯しないよう、この機能は抑止されています。

(一方、夜間に遠方からリモコン操作をした際、自車の位置が分かりやすいよう点灯してくれる、「ウェルカムランプ」としての機能は残されています)

 この機能を復活させるため、Porscheのコーディングができるショップをいろいろと探し、一昨年(2013年)の春ごろ、横浜市青葉区の川っぺりにある、“とあるショップ”にクルマを持ち込みました。

#いまから考えると、ショップの立地や建物の作りといい、“代表”とやらの出で立ちや物腰といい、アヤシかったといえばアヤシかったのですが・・・。

 Type 997 Phase 2の「デイタイムランニングランプ」の設定について尋ねると、「997後期は、何台か設定したことはあるが、年式によっては、できるものとできないものがある」とのこと。

 コーディングのために取り出してきたのは、見るからに古そうな分厚いノートPC(Windows 95が動いていた)と、BOSCHの緑色の弁当箱(OBD-IIインタフェース)。

 “代表”とやらは、「ネットで海外から買った」、「かなり高かった」と言っていましたが、後から分かったのですが、これ、完全に「PIWIS」(Porsche Integrated Workshop Information System)のパチもんでした。

#ネットで「PIWIS Tester」で検索すると、パチもんがウジャウジャと出てきます。案の定、出モトは中華系ですが。0xF9D1

BOSCH KTS 520
某・アヤシいショップにて作業中の「緑色の弁当箱」
(「高かった」割りに、地べたに直置き!)

 おもむろにノートPCと緑色の弁当箱を接続し、「デイタイムランニングランプ」の設定をし始めたのですが・・・。

 しばらく経っても、ぜんぜん設定が進んでいるように見えません。その間、エンジンを掛けたり切ったり。なにやら、そーとー悪戦苦闘しているようです。

#いまから考えると、この辺りでキャンセルしておくべきでした。

 かなりの時間が経過した後、なんとか「デイタイムランニングランプ」は点灯するようになったものの、事前に調べて分かっていた情報とは、大きな乖離がありました。

 本来であれば、正常にコーディングできていれば、「デイタイムランニングランプ」の機能をON/OFFできるよう、インフォメーションディスプレイの「ライト」の項目に、ON/OFFのチェックボックスが出てくるはずなのですが、これが出てきません。

 “代表”とやらは、「車検の時に(設定が)消されたら、もう一度設定し直しますよ」と言っていましたが、これが問題でした。

 その後、昨年(2014年)の夏に車検を迎えるため、クルマをPCに持っていったのですが、担当のメカニックさん曰く、「○○様、車両の設定が“正しくない方法”で書き換えられ、エラーログが多数残っておりました」とのこと。

#“正しくない方法”って、う~ん、そんな遠回しに・・・。日本語って、素晴らしい。0xF9C7

 車検の明細を見ると、このエラーを消すための工賃が加算されていました。(ガ~ン!)

 「デイタイムランニングランプ」の機能は消されるは、エラー消去の工賃は取られるはで、まさに踏んだり蹴ったりです。0xF9C9

 「あんなアヤシいショップ、二度と行くもんかっ!!」と決意を堅くしつつ、しばらく月日が経ちました。

 んがしかし、やはり「デイタイムランニングランプ」の魅力に抗することができず、今回の「サンライズブルバード」さんの門を叩くに至りました。

 前置きが長くなりましたが、

Porsche Coding, Daytime Running Lamp

 「サンライズブルバード」さんでは、最新の991にも対応する、Autologic社製のダイアグノスティクスを使われているようです。

 かなりの台数をこなされているようで、サクサクッと手際よく、「デイタイムランニングランプ」の設定をしていただきました。

(ついでに、PCのメカさんにも気付かれないよう(笑)、設定した痕跡も綺麗に消していただきました)0xF9F8

Porsche Coding, Daytime Running Lamp
(英語表記ですが、半角カナでも出ます)

 設定後のインフォメーションディスプレイです。

 「ライト」の項目に、「デイタイムランニングランプ」のON/OFFのチェックボックスが出てきています。

 バッチリです。0xF9CC

Porsche Coding, Daytime Running Lamp

 昼間に点灯した状態です。画像では分かりにくいですが、昼間でも十分な明るさを持っています。

 「デイタイムランニングランプ」の目的のとおり、遠目からでもしっかりと、自車の存在を示すことができます。

Porsche Coding, Daytime Running Lamp

 イイ感じになりました。0xF9CF

 夜間、スモールをONにすると、「デイタイムランニングランプ」が減光し、「スモールランプ」が点灯します。

Porsche Coding, Daytime Running Lamp

 ちなみに、「スポーツ・クロノ・パッケージ」に装着されているクロノメーターも、スモールのONによって点灯させることができます。(標準の状態では、点灯しません)

 ということで、Porscheのコーディングは、ちょんの間上がりのアヤシいショップではなく、信頼のおける実績のあるショップで行うことが肝要かと。0xF9C5

 なお、コーディングの工賃は、16,200円でした。

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