Type 997（後期型）サイドウィンカーのLED化

　アンバーイエローの9発モノを探していたのですが、日本国内では、けっきょく見付けることができませんでした。

　「無いのなら、作ってしまえ、フォト部品！」ということで、アンバーイエローの9発モノを自作すべく、5050のLEDやT10用の基板などを準備していたのですが・・・、

　しばらくの放ったらかしの後、最終的には、手抜きして0xF9C7、海外から購入することにしました。

　能書きはさておき、さっそく取り付けてみることにします。

　サイドウィンカーのレンズユニットは、フロントバンパーに嵌合（ツメ）で固定されています。この嵌合をリリースするためにドライバーを使いますが、このドライバーを突っ込むための穴が、フェンダーカバーに隠されています。

　画像では分かりにくいですが、黒いゴムキャップが付いています。

　このような感じで、ドライバーの先でツメ（金属のバネ）を押すようにして、レンズユニットを手前（正確には、車両後方斜め）に引くと、ガコッと外れます。

　防水キャップ付きコネクタを反時計方向に回して、レンズユニットを取り外します。

　サイドウィンカーのレンズユニットです。

　品番は、左側が「997.631.033.02」、右側が「997.631.034.02」です。

＃ちなみに、北米仕様のレンズがアンバーのものは、左側が「997.631.037.02」、右側が「997.631.038.02」です。

　裏側です。

　ツメ（金属のバネ）の形状を覚えておくと、取り外す際にイメージしやすいと思います。

　将来的には、ルームランプの時と同様、レンズユニットを分解し、5050のLEDを高密度実装して、「21連発」とか作ろうと思いますが・・・、

　遠い先のことになりそうです。0xF9C7

　ウェッジ球を取り外し、アンバーイエローの9発モノと交換します。

　以下、装着前後の比較です。

　まずは、標準のT10のウェッジ球。

　アンバーイエローが、リフレクターにも映り込んでいます。

　点灯したところ。

　つづいて、アンバーイエローの5050が9個搭載されたLEDランプです。

　当然ながら、リフレクターへの色の映り込みはありません。

　点灯したところ。

　色味・光量とも、ウェッジ球との違いは確認できません。
（写真左下のタイヤの照らされ具合を見ると、LEDランプの方が明るいかも？）

　両者の違いを、分かりやすいようにしたものです。

　ウェッジ球は、光束の立ち上がり・立ち下がりとも緩く、ボワ～っとした感じに見えますが、LEDランプは、シャキッとしています。

　ということで、サイドウィンカー（サイドターンシグナルランプ）のLED化、完了。0xF9A0