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いざ、走り屋の聖地へ!(1) - 準備編

2016/06/04

 約3ヶ月前から、計画始動。

Deutsche Lufthansa AG
https://www.lufthansa.com/

 ドイツに行くなら「Lufthansa」(ルフトハンザドイツ航空)ということで。0xF8C3

Deutsche Lufthansa AG, Airbus A380-800
(画像は、Lufthansa AGさんから拝借)

 せっかく行くなら、2010年6月に成田~フランクフルト路線に投入された世界最大の旅客機、Airbus社の「A380-800」で行きたいところですが・・・、

 残念ながら、現在は日本発着便では運用されていません。0xF997

Deutsche Lufthansa AG, Boeing 747-8
(画像は、Lufthansa AGさんから拝借)

 羽田発着便では、Boeing社の「B777-300」(ANAとの共同運航便)と、同社の「B747-8」とがありますが、

 いわゆる“ジャンボジェット機”も、21世紀のきょうび、いつまで乗れるか分からないため、ここはB747シリーズの最新鋭機である、「B747-8」に乗ることにしました。0xF9C6

Sixt Rent A Car
https://www.sixt.com/

 つづいて、現地での移動手段の確保です。

 海外レンタカーの価格比較/予約サイトなどで検索すると、そのほとんどで、アメリカ資本のレンタカー会社が出てきます。しかも、しょぼいクルマばっかりあまりクルマの選択肢がありません。0xF9D1

 アウトバーンを爆走する余裕を持って走ることを考えると、“それなり”のクルマにしておく必要があります。

 いろいろ比較検討して、ここはドイツ最大手のレンタカー会社、「Sixt」(シクストレンタカー)にすることにしました。

Sixt Rent A Car, BMW

 さすがにドイツ資本のレンタカー会社だけあって、ドイツ車のラインナップが豊富です。

 アメリカ資本のレンタカー会社では絶対に出てきませんが、BMW 2 SeriesからM6 Coupe、はたまたi8まで選ぶことができます。0xF9CF

#「BMW i8 or similar」って、何だろう?(Audi R8とか?)

Sixt Rent A Car, BMW M4 Coupe

 ということで、“それなり”のクルマにしてみました。

#ボディーカラーがスケベ椅子色オースチン・イエローであるかどうかは、現地に行ってみないと分かりませんが。0xF9C7

 基本的な保険を付けて、1日あたり、287.49ユーロ(約34,800円、121円/ユーロ換算)です。これにオプションの保険を付けると、もう少し高くなります。

Avis Rent A Car, Porsche 911
http://www.avis.de/rund-um-avis/mietwagen/prestige

 ちなみに、Porscheのレンタカーが、ない訳ではありません。最新の911(Type 991)に加え、Macan、Cayenne、Panameraまで借りることができます。

 んが、かなり制約条件が厳しいこと(1日あたりの走行距離が200km以内であることや、2種類のクレジットカード(うち1枚はAMEXまたはMasterCardのゴールド以上)による身元保証がなされることなど)と、万が一事故った時に、日本に帰って来れなくなりそうなので、止めておきます。

#それ以前に、レンタル料が、目が飛び出るほど高いですが。(1日だけ借りても、918.81ユーロ(約111,200円、121円/ユーロ換算)とか)0xF9FC

Deutsche Nürburgring
http://www.nuerburgring.de/en/

 そしていよいよ、スポーツカー開発の“聖地”、Nürburgring(ニュルブルクリンク)の「通行券」を手配します。

 以下、公式サイトの階層が深くて分かりにくかったため、少し詳しめに紹介します。

Deutsche Nürburgring Nordschleife
http://www.nuerburgring.de/en/drives-fun/drives/touristenfahrten/tourist-rides-nordschleife/opening-times-nordschleife.html

 まず、メニュータグから、「Drives & Fun」 > 「Drives」 > 「Tourist rides」 > 「Tourist rides Nordschleife」 > 「Opening times Nordschleife」を選び、Nordschleife(北コース)の開放日を調べます。

#順番が逆になりましたが、フツーは、開放日を確認してから航空券を確保しますよね。0xF9C7

 緑色の日が開放日(一般車の走行可能日)で、赤色の日はレースイベントなどで開放されていない日です。

 なお、開放日であっても、平日は開放時間がPM5:15~PM7:30であったりするので、注意が必要です。(休日はAM8:00~PM7:00など)

#ドイツはこの季節、日が長いので、夕方遅くであっても、まぁ大丈夫だとは思いますが。

Deutsche Nürburgring Nordschleife
http://www.nuerburgring.de/en/drives-fun/drives/touristenfahrten/tourist-rides-nordschleife.html

 北コースは、1周で29ユーロ(約3,500円、121円/ユーロ換算)、4周で105ユーロ(約12,700円、同換算)となります。

 4周の方がお得のような気がしますが、ご存じのとおり、北コースは1周で約21kmもあり、4周もするパワーが残っていない可能性が高いため、2週分(1周×2枚)のチケットを買うことにしました。

#チケットは現地でも買えるので、もし余裕があれば、1周追加もありかと。クルマ好き2名で行って、4週分を半分ずつシェアするのがお得かも。

 念のため、ここページで、安全走行のためのビデオや、走行ルール車両のレギュレーションなどを、しっかり確認しておきます。

Deutsche Nürburgring Nordschleife
http://www.nuerburgring-shop.de/fahraction/touristenfahrten.html

 前述のとおり、チケットは現地でも買えるのですが、当日あたふたしないように、事前に手配しておくことにします。

 いろいろ探して、オンライン決済できそうなページがあり、ひそかにほくそ笑んだのですが、いざ「Checkout」しようとしたところ、「Country」のところがユーロ圏の国しか選べないようになっていました。

 仕方がないので、レガシーな方法(紙、といってもPDF)で手配することにしました。

Deutsche Nürburgring Nordschleife
http://www.nuerburgring.de/fileadmin/Touristenfahrten/Bestellformulare/2016/Bestellformular-Touristenfahrten_2016_EN.pdf

 この様式に必要事項を記入して、事務局宛にFAXまたはメール(PDF)で送付すると、手配してくれます。

#クレジットカードのカード番号やら認証コードやらを記入しなければならないのがビミョーですが、これしかないので、仕方ありません。(大丈夫かなぁ)0xF9C8

(つづく)

〔おまけ1〕

 PDFをメールで送付したところ、ほどなく、現地インフォメーションセンターのElenaさんから返信があり、
   「ご注文ありがとうございます。日本に郵送することもできますが、配達されるまで何日掛かるか分かりません」
   「こちらでチケットをお取り置きし、当日お渡しする方法が安全かと思いますが、いかがされますか?」
との確認がありました。

 ドイツ旅行までは、まだ3ヶ月以上もありますし、さすがに出発までに届かないことはないだろうと思い、
   「心配性なもので、当日現地であたふたしたくないため、郵送していただけますか」
と返信したところ、

Deutsche Nürburgring Nordschleife

 1週間ちょっとで、ドイツから封書が届きました。(郵送代は、紛失保険付きで10ユーロ)

Deutsche Nürburgring Nordschleife

 封書の中には、1枚のカードが。

 ニュルブルクリンク周辺に広がるSchwarzwald(黒い森)を意匠したそのカードは、通称、「リンクカード」。

 非接触ICカードになっており、Nordschleife(北コース)入口のトールゲートにかざすことにより、コースに入ることができるようになります。0xF9C6

〔おまけ2〕

Sixt Rent A Car, BMW

 4週間ほどして、Sixtレンタカーからも、カードが届きました。

〔おまけ3〕

 どうやら、本当に“ジャンボ”に乗れなくなる日が来るかも知れません。0xF997

●「ジャンボ機」減産、受注なければ「中止決断」
(2016年7月28日:読売新聞)

 米ボーイング社は27日、ベストセラーの大型旅客機「747型機」の生産中止を検討していることを明らかにした。

 「ジャンボ」の愛称で親しまれた同型機は1970年に初就航。世界的な大型機の需要低迷で、半世紀近い歴史に幕を下ろすことになりそうだ。

 747型機は両翼に二つずつの計4発のエンジンと、2階席を備え、500人超を運ぶことができる巨大な機体が特徴。搭載する電子機器の刷新を繰り返し、現在は主翼などを大幅改良した「747―8(ダッシュ・エイト)型機」に移行している。

 同社によると、今年9月から減産体制に入る。航空会社から新規受注がなければ「生産中止を決断せざるを得ない」としている。

 27日の米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は、「世界で最も有名な航空機が、まもなく“着陸”することになりそうだ」と伝えた。

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