いざ、走り屋の聖地へ！(7-2) - ドイツのガソリン事情

　と、いうか、まったく同じですね。

　日本では、「レギュラー」と「ハイオク」の2種類しかありませんが、彼の地では、3種類あるようです。

　「Super」（ROZ95）が、日本でいうところの「レギュラー」で、「Super E10」が、「Super」にエタノールを10%配合したものです。
（よって、「Super E10」は、「Super」より若干安くなっています。いずれも、オクタン価は95）

　「Super Plus」（ROZ98）が、日本でいうところの「ハイオク」になります。（オクタン価は98）

　「Super Plus」が、1.449ユーロ/Lですので、172円/L（115円/ユーロ換算）ぐらいになります。

　日本は、都内で121円/L前後でしたから、かなり割高ですね。

　ガソリンスタンドは、セルフになっていますので、日本と同じ感覚で給油できます。

　同じ感覚で給油できるのですが・・・、

　給油ノズルの先の形状が上手く作られていないためか、給油が終わってノズルを引き上げた時に、ガソリンが垂れるのです。0xF999
（別の日に、他のガソリンスタンドで給油しても同じでした）

＃逆に、いかに日本の給油ノズルが上手く考えられているか、よく分かります。

　と、いうことで、彼の地では、垂れたガソリンでボディーを痛めないよう、気をつけましょう。

　約53L入りました。けっこう入りましたね。

＃ちなみに、M4 Coupeの燃料タンク容量は、60Lです。

　ガソリンスタンドは、コンビニと一緒になっています。

　店内の様子。ドリンクやスナックなどの他に、簡単な軽食もあります。

　この左手奥のレジで、ガソリン代を支払います。

＃職人も、このタイミングで、給油しておきました。0xF9F7

　ガソリンスタンドの先は、パーキングになっています。

　この右手奥に、カフェレストランなどもあります。全体的には、日本の高速道路の、SAではなく、まさにPAという感じです。

＃ちなみに、前方には、いままさにMercedesワゴンのPolizeiに捕獲されたクルマが入ってきました。（詳しくは、こちら）0xF9FC

　つづいて、別のガソリンスタンドです。

　こちらは、「ニュルブルクリンク」（Nürburgring）の「北コース」（Nordschleife、ノルトシュライフェ）付近。

　L92号線を右折して、B258号線に入ったところです。

　前方にガソリンスタンドが見えたのですが、この時、ハッと気が付きました。

　こっ、ここはっ!!

　スーパーカーやチューニングカーが、「ブイブイ」いわせながら加速していく、“例のガソリンスタンド”ではないですか。0xF9CF

　この日は、いかにもクルマが好きそうな老紳士が、

　Porsche 911 Carrera GTS（Type 991）に、給油していました。0xF995

　こちらのガソリンスタンドは、「Super Plus」は、1.379ユーロ/L（約159円/L）でした。

　アウトバーンのガソリンスタンドより、若干安いのは、日本と同じですね。

　ちなみに、こちらは、“例のガソリンスタンド”の向かい側。

　このガソリンスタンドは、「ED-Tankstelle Döttinger-Höhe」といいます。

　「デッティンガー・ヘーエ」（Döttinger-Höhe）というと、ノルトシュライフェ（北コース）の後半、約2kmにもおよぶ超ロングストレートに付けられた名前です。

＃この日も、目の前で、「ファンファン」いってました。0xF9F8

　こちらは、復路、シュトゥットガルト中央駅付近。

　SiXTレンタカーの営業所の、最寄りのガソリンスタンドです。

　「Super Plus」は、1.369ユーロ/L（約157円/L）でした。

　ここでガソリンを満タンにしてから、M4 Coupeを返却しました。

（つづく）