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Car Archive
2010/01/15
[ Car, Event ]

 早起きして、ヤ○キー車両の祭典、もとい、カスタマイズ&チューニングカーの祭典、「Tokyo Auto Salon」に行ってきました。

Tokyo Auto Salon 2010

 今回も特別招待券をお手配いただきましたjuinさん、たいへんありがとうございました。0xF9EB

 0xF99B「ラブレター フロ~ム カナ~ダ~ッ!!」

Airmail from Canada

 唐突な出だしですが、届きました。カナダはオンタリオ州、ロンドンから、航空郵便が。0xF8E6

ELM327 and MCP2551

 中央の28ピンのチップは、今回の主役、Elm Electronics社のOBD/RS-232Cインタプリタ、「ELM327」(32.50カナダ$)です。

 手前の8ピンのチップは、Microchip Technology社のCANトランシーバ、「MCP2551」(5.00カナダ$)です。CANバスの差動信号を、TTLレベルの信号に変換してくれます。

OBD-II Connector

 OBD-IIコネクタと、コネクタピンです。4ピンしか使いませんが、万が一のことを考えて、8ピン分買いました。

AE-UM232R

 秋月電子通商さんのUSB/シリアル変換モジュール、「AE-UM232R」(950円)です。

 USARTからのシリアル信号は、RS-232Cレベルに変換して入出力するのが一般的ですが、最近のPCは、シリアルポート(COMポート)を持っていないことが多くなっています。(うちのVAIOクン達も)

 そこで、USARTからのシリアル信号(TTLレベル)を、直接そのままUSBに変換し、ノートPCには、「バーチャルCOMポート」として接続することにします。

 AE-UM232Rは、FTDI Chip社のUSB/USARTインタフェース、「FT232R」を使っています。モジュールは、24ピンDIPサイズに収められており、とても扱いやすくなっています。
(FT232Rを“生”で使っても良かったのですが、フラットパッケージのピンのピッチ幅が細か過ぎて、ハンダ付けが面倒くさそうなので、950円で解決)0xF9C7

〔関連情報〕
   ・MCP2551 DataSheet
   ・FT232R DataSheet
   ・FT232R Virtual COM Port Drivers

 前回の続きです。

 最終的には、CANインタフェースを持っている「PIC18F2480」などを使って、スタンドアロンで動作するモジュールを作ることを目標としていますが、まずは小手調べとして、CANバス上に流れているデータを、ノートPCでロギングするツールを作ることにします。

 なぜにロギング・ツールから先に作るかというと、つぎのような理由に依ります。

 CANプロトコルでは、標準で用意すべきPID(Parameter ID)の他に、メーカーで独自にPIDを割り当てることができるようになっています。BMWでも、車載されている多数のモジュール対して、独自のPIDを割り当てているでしょうから、CANバス上に流れている膨大なデータの中から希望の情報を取り出すためには、どのPIDにどのような情報が割り当てられているのか、一つ一つ対照していく必要があります。

 いつも親切丁寧な「BMWカスタマー・サポート」のお姉さんに聞いても良いのですが、そんなこと教えてくれる筈もなく(当たり前だ)0xF9C7、独自に解析していかなければなりません。ほとんど全検索するぐらいの勢いで。

 初めて作る「PIC18F2480」のCANインタフェースの動作チェックをしながら、CANバス上に流れているデータのチェックをしていたのでは、どちらをデバッグしているのか分からなくなってしまいます。
(「PIC18F2480」の評価用ボードは、ボッタクリだし、DIYの精神に反するので却下)

 そこで、まずはノートPCに接続して、CANネットワークのデータを解析できる環境を作ることにします。

 CANバス上に流れているデータを吸い出すために、便利なチップがあります。カナダのElm Electronics社が開発・販売している、「ELM327」というチップです。

 このELM327を使うことにより、OBD-IIコネクタに出ているCANの信号を、RS-232Cのシリアル信号に変換することができます。

CAN to Serial Interface Circuit

 とりあえず、データシートにある標準回路をベースに、実験用の回路を作ってみました。

 回路を考えていた時に、気付いた点を一つ。

 ELM327のピンアサインを眺めていたところ、「何となく、PIC18Fファミリのピンアサインとよく似ているなぁ」と思っていたのですが、データシートをよくよく読んでみたところ(英文60ページ!!)、脚注に小さく、「ELM327は、PIC18F2x8xファミリのデバイスを用いています」との記述が・・・。
(なんだよ~、早く言ってよ~)0xF9C7

 当初、ELM327をテストベッドとして、(BMWの)CANネットワークの解析をしてから、PIC18F2480のCコンパイラ用のCANライブラリの勉強をしようと思っていたのですが(これがなかなか難儀そう)、ELM327をうまく使えば、後者を省くことができそうです。

 ということで、CANからRS-232CへのインタプリタとしてELM327を用いて、各種数値を視覚化するためのコントローラとして、一般的なPIC(PIC18Fファミリ等)を使うことにします。
(最終的に、モジュールの小型化を図る際には、PIC18F2480を使うかも知れませんが)

〔関連情報〕
   ・ELM327 DataSheet
   ・ELM327 QuickSheet
   ・ELM327 AT Commands

2010/01/11
[ ALPINA, Car ]

 ALPINAのショールームがみなとみらい地区にオープンした、とは聞いていたのですが、まさかこんなに近くにあろうとは、しばらく気付きませんでした。

Nicole Showroom

 灯台もと暗し、うちのオフィスの真下にありました。0xF9C7
(横浜美術館の裏の方だと思っていたのですが)

ALPINA B3 BiTurbo Coupe

 お目当ての、「B3 BiTurbo Coupe」(車両本体価格:10,450,000円+α)。

 M3 Coupeを購入する時にも、かなり迷ったのですが、いきなりALPINAに乗ってしまうと、ALPINAの素晴らしさが分からないように思えたので、まずは"究極のエンジン"に乗ってみることにしました。

ALPINA B3 BiTurbo Coupe

 BMW伝統のストレート6+ツインターボエンジン(N54B30)に、ALPINAのマイスターがさらにファインチューニングを施した、"至高のエンジン"。
("エンジン萌え"には、たまりません)0xF9CB

ALPINA B3 BiTurbo Limousine

 こちらは、「B3 BiTurbo Limousine」(車両本体価格:9,990,000円+α)。

ALPINA B3 BiTurbo Limousine

 「いつかは、ALPINA」。0xF9CF

 これに触発されて、以前から気になっていたCAN(Controller Area Network)の勉強を始めました。

CAN Interface

 市販のツールやソフトを組み合わせて、「表示できた~っ!!」とか喜んでいてもレベルが低いので0xF9D1、以前から構想していた計画を実行に移すことにします。

CAN Interface

 最終的な目標は、NISSAN GT-Rのマルチファンクションメーターのように、各種情報を、M3 Coupeのセンターディスプレイに、ビジュアルに映し出すことです。
(完成は、いつになることやら・・・)0xF9C7

 この本を読んだ時点では、CANインタフェースを内蔵しているMicrochip Technology社の「PIC18F2480」を使おうと思っていたのですが、この本に依ると、Renesas Technology社のM16C/Tinyシリーズ(M16C/29)やSuperHファミリ(SH7147)の方が、評価用ボードがいくつか出ていて、取り組みやすそうです。

 にしても、久しぶりに難解な本を読みました。んがしかし、サンプルソースも公開されていて、CANインタフェースをトライ&エラーでねじ伏せるには、なかなか良さそうです。
(本業とは、ぜんぜん関係ないのですが・・・)0xF9C7

 とりあえず、CANバス上に垂れ流されているデータを、OBD-IIポートから吸い出して、ノートPCでロギングするところまではできそうです。

 縦G/横Gの情報は、iPhone本体の“いい加減な”加速度センサのデータではなく、車両側の「加速度センサモジュール」のデータを抜き出すことができます。
(PIDが分かれば、の話ですが)

 できなければ、新たに「2軸加速度センサ」を取り付けて、縦G/横Gの情報を数値化したいと思います。

 その他、「ヨーレートセンサモジュール」などのデータが抜き出せれば、もっと面白いことができるかも知れません。

 いずれにしても、どうせ苦労して作るなら、市販のツールやソフトには無い機能を実現しようと思います。
(blogに書いちゃったんで、後には引けない・・・)0xF9C7