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〔注 意〕
 ここで紹介する情報に基づいて改造を行った結果、万が一何らかの事故や損害等が発生した場合でも、当方は一切の責任を負いません。改造を行う場合には、全てご自分の責任で行ってください。


 前回の続きです。

 いよいよ大詰めです。

Performance Steering Wheel

 コイルスプリングカートリッジの右下の、赤いストッパーを取り外します。(パキッと折り取る感じ)

Performance Steering Wheel

 黄/灰コネクタ(エアバッグ信号)と黒コネクタ(マルチファンクションスイッチ信号)とを、差し込みます。

 ステアリングホイールの緑コネクタを、コイルスプリングカートリッジからの黒コネクタ(ディスプレイ信号)に、差し込みます。

 M16のレンチで、ステアリングホイール中心のボルトを、がっちり締め込みます。

Performance Steering Wheel

 エアバッグユニットに緑/黒コネクタと黒コネクタとを差し込み、エアバッグユニットを慎重に戻します。(ガコッと、ツメが引っ掛かるまで)

Performance Steering Wheel

 とりあえず、PSWの取り付け完了。

 ただし、まだ最後の関門が残っています。

Performance Steering Wheel

 PSWの電源を取るため、マニュアルでは、PSW付属のハーネス(A1とA2の付いたケーブル)を、OBD2ポート(X19527コネクタ)に接続することになっています。

 が、M3 CoupeのOBD2ポートには、1番ピン(イグニッション電源)が来ていません。
(4番ピン(グランド)は来ています)

#「グランド」と呼ぶか「アース」と呼ぶかで、ディジタルな人かアナログな人かが分かりますが。0xF9CE

 仕方がないので、レーダー探知機の電源とドライブレコーダーの電源とを取り出す時に作った「専用ハーネス」から、改めて取り出すことにしました。

 PSWのA1コード(緑/茶)をイグニッション電源に、A2コード(茶)をグランドに、それぞれ接続します。

 これにて、すべての信号線の接続が完了です。

 運転席側のコンソールのアンダーカバーを、元に戻します。また、バッテリーのマイナス側のターミナルを、接続します。

Performance Steering Wheel

2009/04/18

 「BMW Performance Steering Wheel」と「BMW Performance Strips」が付いたところで、少しお遊びをしてみることにしました。

 ドイツ本国からの「春のクリスマスプレゼント」の中に、ちびパーツが入っていました。0xF9F8

BMW M3 CSL Emblem

   部品番号: 51 14 7 897 398
   部品名: EMBLEM ADHERED
   価 格: (ドイツ本国)23.26ユーロ、(国内価格)5,800円

 購入価格は、20.25ユーロだったので、2,592円ぐらいでした。

 取り付ける前に、まずは事前調査です。

BMW M3 CSL Emblem

 本家、E46 M3 CSLのエンブレムです。

BMW M3 CSL Emblem

 「///M」と「3」の間隔、「3」と「CSL」の間隔は、いずれも同じです。

BMW M3 CSL Emblem

 E92 M3 Coupeの標準の状態です。

BMW M3 CSL Emblem

 当然ながら、このままの間隔では、「CSL」のエンブレムは付けられません。

BMW M3 CSL Emblem

 位置関係は、こんな感じです。トランクリッドの斜め線の延長線上に、エンブレムの右端点が来るようになっています。

 「///M」と「3」の間隔は、6mmです。

BMW M3 CSL Emblem

 「///M3」を、少し左にずらして貼ってみました。

BMW M3 CSL Emblem

 エンブレムの右端点の位置関係は、そのまま保持してあります。

BMW M3 CSL Emblem

 う~ん、なかなかイイ感じにできました。0xF9CF

 ちなみに、「CSL」の本来の意味は、ご存知のとおり、Coupe,Sport,Lightweightですが、職人の場合には、Coupe,Sport,Luxuryかと。

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M3 CSL Emblem (2)

 前回の続きです。

BMW Performance Strips

 BMW Performance Strips(以下、BPS)の施工に使用する道具一式です。特殊なものは、特にありません。

 当然ながら、「マイペット」に入っているのはマイペットではなく、「水貼り」用の霧吹き器として使います。

 中に入っているのは、界面活性剤です。(という程の大げさなものではありませんが)

 界面活性剤の作り方も含め、カッティングシートの基本的な施工方法については、こちらに詳しくまとめてありますので、各自勉強してください。

BMW Performance Strips

 まずはじめに、カッティングシートが、アプリケーションシート(カッティングシートを保持する裏紙)の上に一体となって供給されているため、カッティングシートを各パート毎に切り出します。

 幼い時に作ったプラモデルのデカール貼りと同じ要領で、カッティングシートの縁ギリギリのところ(2mm程度)でカットします。

#大人になった現在は、1/1モデルでデカール貼り?0xF9C7

 ここで切り損じると、すべてが台無しになってしまうので、あくまで慎重に。

BMW Performance Strips

 入念に洗車します。

 カッティングシートを貼るのにベストな日は、曇りの日です。晴れた日だと、ボディー表面の温度が上がり、カッティングシートの粘着力が強くなり過ぎてしまい、作業性が悪くなります。

#職人の場合には、慣れているので、微妙に晴れた日に施工しましたが。

BMW Performance Strips

 カッティングシートを貼り込む前に、ボディー表面を脱脂しておきます。

 画像は、かなり以前にTOYOTAのディーラーさんからいただいた、業務用の脱脂剤、「プリップソル」(デュポン社製)です。

 ペイントシーラントの前処理用として使うもので、ボディー表面を痛めずに、ピッチやタールなどが、面白いほど綺麗に取れます。非常に重宝します。

 普通は持っていないと思いますので、タミヤさんの「エナメル溶剤特大」(X-20)で代用します。

 化粧用のコットンで、カッティングシートの貼付予定位置周辺を、入念に脱脂します。

BMW Performance Strips

 まずはじめに、フューエルリッド(給油口)のある右側から施工します。
(左側から施工すると、カッティングシートの位置が、左右非対称になる可能性が高くなります)

 サイドパネルのプレスラインを目印にして、マスキングテープで、カッティングシートを仮止めしていきます。

 プレスラインのエッジに対して、カッティングシートの縁のラインが、完全に平行になるように調整します。

BMW Performance Strips

 フューエルリッド周辺です。

 フューエルリッドの隙間に対して、カッティングシートのマージンが、左右それぞれ3mm程度になるように微調整し、この位置を基準とします。

BMW Performance Strips

 いよいよ貼り付け開始です。

 まずはじめに、ボディー表面に、散水器で、ジャカジャカと水を掛けます。

 さらに、カッティングシートの貼付予定位置に、霧吹き器で、シューシューと界面活性剤を吹き掛けます。

 これ以降、少しでもボディー表面が乾いてきたと思ったら、散水器でジャカジャカ、霧吹き器でシューシューします。
(良い仕事をするためには、手間を惜しんではいけません)

 カッティングシートを持ち上げて、カッティングシートのほぼ半分の長さのところで、ハサミで、アプリケーションシートを切り落とします。

#アプリケーションシートを、一気に剥いちゃうヒトもいますが、たいてい失敗します。

BMW Performance Strips

 アプリケーションシートを切り落としたカッティングシートの裏側にも、霧吹きしながら、カッティングシートをボディー表面に戻します。

 再度、カッティングシートを、プレスラインに合わせて、位置決めします。
(この段階では、ボディー表面とカッティングシートとの間に界面活性剤が入っているので、まだカッティングシートを動かすことができます)

 残り半分のアプリケーションシートも、カッティングシートの裏側に霧吹きしながら剥がし、カッティングシートをボディー表面に戻します。

BMW Performance Strips

 ラインが決まったら、スキージを使って、ボディー表面とカッティングシートとの間の界面活性剤を追い出していきます。

 スキージは、カッティングシートの中央から、左右端点に向かって、水平方向に動かします。最初は優しく、徐々に力を入れていきます。
(あまり力を入れ過ぎると、カッティングシートの表面にキズが入ってしまうので注意)

BMW Performance Strips

 ドアパネルも同様に、カッティングシートを貼っていきます。

BMW Performance Strips

 パネルの継ぎ目のところは、ラインの延長線がぴったり重なるように、細心の注意を払って位置決めします。
(コンマ何mmでもラインがズレていると、非常にみっともなくなります)

 パネルの隙間に対するカッティングシートのマージンは、左右それぞれ2~3mm程度になります。

BMW Performance Strips

 フロントパネルまで終わったところです。

 フロントからリヤに掛けて、ピタ~ッとラインが出ているのが分かると思います。

BMW Performance Strips

 つづいて、エッジ部の処理です。

 カッティングシートは、熱を加えると、加工しやすくなり、また粘着力が増します。

 ヒートガンを使い、エッジ部を暖めながら、徐々に形状に合わせていきます。といっても、普通はヒートガンは持っていないと思いますので、ヘヤードライヤーで代用します。
(あまり暖め過ぎると、形状に合う前にクタ~ッとしてしまうので、注意)

 カッティングシートの先端の位置は、フロントパネル上端から、25mmの位置となりました。この位置を覚えておき、左側も左右でシンメトリーとなるよう、施工します。

#非常に細かくて、誰も気付かないと思いますが、イーグルアイの眼球(?)の側面に入っているラインと、ピッタリ合わせてあります。

BMW Performance Strips

 ドアのエッジ部も、慎重に折り曲げていきます。

BMW Performance Strips

 ドアの反対側のエッジ部です。

 折り曲げのマージンは、3mm程度です。この程度あれば、ワックス掛けをしても、引っ掛かることはありません。

BMW Performance Strips

 さて、最大の難関、フューエルリッド周辺部の処理です。

 まず、フューエルリッドのフタを開け、ヒートガンを使って、外側のエッジ部を折り曲げていきます。

BMW Performance Strips

 拡大すると、こんな感じです。

 焦らず、ゆっくりと、カッティングシートの中央から、左右端点に向かって曲げていきます。

BMW Performance Strips

 つづいて、フューエルリッドのフタの部分に、カッティングシートを貼り込みます。

 こちらも、ラインの延長線がぴったり重なるよう、細心の注意を払います。

BMW Performance Strips

 ヒートガンを使って、内側のエッジ部を、徐々に徐々に折り曲げていきます。

BMW Performance Strips

 フューエルリッド周辺部の処理、完了です。

BMW Performance Strips

 左側も、右側の位置関係を参照しながら、左右でシンメトリーとなるよう、施工します。

 こんな感じで、完成しました。

〔注 意〕
 ここで紹介する情報に基づいて改造を行った結果、万が一何らかの事故や損害等が発生した場合でも、当方は一切の責任を負いません。改造を行う場合には、全てご自分の責任で行ってください。


 前回の続きです。

 ステアリングコラムのカバーが外れたところで、コイルスプリングカートリッジを交換します。

Performance Steering Wheel

 青○の位置にあるトルクスボルト(T20)4ヶ所と、青□の位置にあるツメ4ヶ所を外します。

Performance Steering Wheel

 右側面のツメは、こんな形状をしています。

 マイナスドライバーなどで、外方向に押し出しながら、コイルスプリングカートリッジを手前に引くと、外れます。

 コイルスプリングカートリッジに付いている黒コネクタ(X10170コネクタ)を、外します。

Performance Steering Wheel

 標準のコイルスプリングカートリッジが外れました。

Performance Steering Wheel

 白コネクタ(コネクタA7)の付いたケーブルを、純正のハーネスに沿わせて立ち上げます。

Performance Steering Wheel

 マニュアルのとおり、黒コネクタ(X10170コネクタ)の1番ピン~6番ピンを、白コネクタ(コネクタA7)の1番ピン~6番ピンに差し替えます。

 青コネクタ(X14271コネクタ)の時と同じ要領で、端子の根元にある小さなツメを、マイクロドライバーで押しながら、コードを慎重に引き上げます。

 また、信号線を間違えないよう、黒コネクタの1番ピンを抜いたら、白コネクタの1番ピンに挿す、という作業を6回繰り返します。

Performance Steering Wheel

 信号線の差し替え(コネクタの付け替え)完了です。

#外した黒コネクタ(X10170コネクタ)は、今後のために必ず保管しておきます。

Performance Steering Wheel

 コイルスプリングカートリッジの比較です。

 左側が標準のコイルスプリングカートリッジ、右側がPSWのコイルスプリングカートリッジです。ステアリングのマトリクスディスプレイ用のコネクタが増えています。

 なお、PSWのコイルスプリングカートリッジの右下には、赤いプラスチック部品が付いていますが、これは、ステアリングのニュートラルの位置がずれないように固定しておくためのストッパーです。

 PSWのコイルスプリングカートリッジを固定するまでは、絶対に外してはいけません。

#コイルスプリングカートリッジの詳細については、こちら

Performance Steering Wheel

 PSWのコイルスプリングカートリッジを取り付けます。

Performance Steering Wheel

 PSWのコイルスプリングカートリッジに、白コネクタ(コネクタA7)を差し込みます。

Performance Steering Wheel

 白コネクタ(コネクタA7)の付いたケーブルは、純正のハーネスに沿わせて、タイラップで固定しておきます。

Performance Steering Wheel

 取り外した時と逆順で、ステアリングコラムのカバーを、元に戻します。

Performance Steering Wheel

 つづいて、マニュアルには記載されてませんが、パドルシフトスイッチやマルチファンクションスイッチなどを、標準のステアリングホイールから、PSWのステアリングホイールに移植します。

Performance Steering Wheel

 青○の位置にあるトルクスボルト(T20)3ヶ所を外すと、センターカバーを外すことができます。

Performance Steering Wheel

 青□の位置にあるコネクタ2ヶ所と、青○の位置にあるトルクスボルト(T20)4ヶ所を外すと、パドルシフトスイッチとマルチファンクションスイッチを外すことができます。

Performance Steering Wheel

 取り外された、パドルシフトスイッチとマルチファンクションスイッチです。

Performance Steering Wheel

 左側が標準のセンターカバーで、右側がアルカンターラバージョンのセンターカバーです。

Performance Steering Wheel

 マルチファンクションスイッチを、センターカバーに取り付けます。

Performance Steering Wheel

 パドルシフトスイッチを、ステアリングホイール本体に取り付け、さらにセンターカバーを、ステアリングホイール本体に取り付けます。

 これにて、スイッチ関連の移植は完了です。

(つづく)

 前回の続きです。

BMW Performance Strips

 「BMW Performance Steering Wheel」と合わせて、「BMW Performance Strips」が届きました。
(その他にも、いろいろと小物が・・・)0xF9F8

 カッティングシートは、フロントパネル用・ドアパネル用・リアパネル用の、3つのパートに分かれています。長辺の長さは、1,600mmぐらいです。

 アプリケーションシートの裏地を見たら、住友3M製でした。「ALPINA風デコライン」と同じですね。0xF9CE

 ちなみに、以前にも書きましたが、Performance Stripsの購入価格は、71.65ユーロだったので、9,171円ぐらいでした。

 一方、例によって、某「ファッション系チューニングショップ」に問い合わせてみたところ、70,000円(取付工賃込み、納期数週間)とのこと。

#いや~。改めて、お見逸れいたしました~。0xF9D1