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Lighting Archive

 前回の続きです。

 ブレッドボード上で期待する動作を確認したところで、いつものとおり、プリント基板を作製します。

LED Door Warning Lamp and LED Courtesy Lamp for Audi R8

 A基板(カーテシランプ側)の回路図。

 裏面に、PICとDIPスイッチ、定電圧レギュレータ、定電流LEDドライバを載せています。こちらが、マスタになります。

LED Door Warning Lamp and LED Courtesy Lamp for Audi R8

 B基板(ドアワーニングランプ側)の回路図。

 裏面に、定電流LEDドライバを載せています。こちらは、A基板からの制御信号に基づき点滅する、スレーブとなります。

 また、今回、A基板・B基板とも、ブリッジダイオードを追加しています。

 万が一、車種によって電源線の極性が入れ替わっていたとしても、回路を保護し、正常に動作させることができます。

 前回の「LEDドアワーニングランプ」と「LEDカーテシランプ」の出来が、あまりに良かったので、つぎなる自作に掛かります。

#というか、“光りモノ”については、ほぼやり尽くした感が。0xF9C7

LED Door Warning Lamp and LED Courtesy Lamp for Audi R8

 こちらが、改造した「LEDドアワーニングランプ」と「LEDカーテシランプ」との組み合わせです。

LED Door Warning Lamp and LED Courtesy Lamp for Audi R8

 構想に基づき、いつものとおり、ささっとブレッドボード上に回路を組みます。

 心臓部は、「可変バルブコントロールユニット」の時と同様、Microchip Technology社の「PIC12F1612」を使います。

 非常にコンパクトな、8pinのパッケージですが、10bitのPWMコントロールモジュール(CCP)を、2基、備えています。

 前回の続きです。

 「雷神V6仕様」のあまりの爆光度合いに気を良くし、つぎなる自作に取り掛かります。

LED Door Warning Lamp for Audi R8

 こちらが、標準の「ドアワーニングランプ」(部品コード:6Y0 947 411)です。

 以前(2008年12月)の、BMW M3 Coupe(E92)用と同様、LEDではなく、W5W(T10)のウェッジ球が使われています。

LED Door Warning Lamp for Audi R8

 前回の「LEDカーテシランプ」(部品コード:4E0 947 415)との比較です。

 クリアカバーの外形は同じながらも、レンズ内部の形状や、コネクタの形状が異なるため、そのまま適用できないことが分かりました。

 と、いうことで、またも、0xF9CF

 久しぶりに、光モノです。0xF9A0

 前々から気になっていたのですが、Audi R8に標準のLEDカーテシランプは、エンジンが525psを発生する割には、非常におとなしいものが付いています。

 というか、夜間においては、フットランプやグローブボックスランプなどが、ボワ~ッと点くのですが・・・、

 はっきり言って、「暗くてよく見えないっ!!」(舘ひろし風)。0xF9A1

LED Courtesy Lamp for Audi R8

 こちらが、標準のLEDカーテシランプ(部品コード:4E0 947 415)です。

 分解してみると、なんと、3030のSMDタイプのLEDが、1つしか付いていません。

#ここでケチるか、Audiさん!(って、まぁ、他のモデルとの共通部品なので、仕方ありませんが)

 と、いうことで、またも自作します。

LED Courtesy Lamp Nichia NSPWR70CS-K1 RAIJIN

 こちらは、今回の光源。日亜化学工業の「NSPWR70CS-K1 RAIJIN」です。

 “雷神”、その名のとおり、FluxタイプのLEDで、21.4lm(定格3.1V, 50mA駆動時)もの光量を誇ります。

 前世代の「NSPWR70CS RAIKOH」(雷光)は、10.7lm(定格3.4V, 30mA駆動時)なので、ちょうど2倍の明るさです。(半値角が、105°から80°になっていますが)

 御大師様にて交通安全祈願をしていただいた後、

Audi R8 Daytime-Running-Lamps Cording, Axis Yokohama

 横浜市は都筑区の、「Axis Yokohama」さんに来てみました。

Audi Ur-Quattro

 と、その前に。

 店頭に、とても珍しいクルマが駐まっていました。WRC(世界ラリー選手権)にて数々の輝かしい戦績を残した、「Quattro」(Ur-Quattro)です。

 年式は分かりませんが、初代の発表が1980年ですから、いまから35年前後も昔のクルマになります。Quattroの大先輩ですね。

 直列5気筒の、インタークーラー付きターボエンジンを積んでいます。

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