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HID Fog Lamp 2 Archive
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2009/12/05

 前回の続きです。

 某ショップにて54,800円(工賃別)で売られている8,000Kのバーナーを、某オークションにて18,000円でゲット0xF9F8

HID Fog-Lamp for M3 Coupe

 さっそく、蒼白化のための加工をします。

HID Fog-Lamp for M3 Coupe

 フォグランプユニットに組み込みます。

2009/10/03

 前回の続きです。

HID Fog-Lamp Switch

 こんな感じで、プリント基板ができました。
(プリント基板の作り方は、こちら

HID Fog-Lamp Switch

 部品をハンダ付けして、制御回路の完成です。

HID Fog-Lamp Switch

 こんな感じで、「ライトコントロールエレメント」の内部に埋め込みます。

2009/09/23

 前回の続きです。

 たいした回路ではないので、ユニバーサル基板でも作れるのですが、いちおう1,000万円オーバーのクルマに実装するので、信頼性を考えて、プリント基板を起こすことにします。

HID Fog-Lamp Switch

 プリント基板のアートワークです。

HID Fog-Lamp Switch

 とりあえず、10セット分。

2009/09/22

 前回の続きです。

 順番が逆になりましたが、「ライトコントロールエレメント」に来ている信号を解析し、制御回路に必要な信号を取り出します。 (本来であれば、こちらを先にやっておくべきでしたが)0xF9C7

HID Fog-Lamp Switch

 WDS上では、6本の信号が接続されているように見えますが、
(上記の回路図には、うち4本の信号が記されています)

HID Fog-Lamp Switch

 実際には、コネクタX10164には、8本の信号が来ています。

 テスターのリードを挿して、動作確認をしてみます。

HID Fog-Lamp Switch

 残り2本の信号の意味が不明のため、「ライトコントロールエレメント」の内部基板にテスターを当てて、解析します。

 なお、リバースエンジニアリングの結果は、公開いたしません。
(公開すると、すぐにパクるヤカラが湧くので)0xF9D1

HID Fog-Lamp Switch

 解析の結果、「スモールランプ」の点灯状態の検出に、“ちょっとした工夫”が必要であることが分かりました。

 これに合わせて、使用するPICを「PIC10F220」に変更するとともに、制御回路とコントロールプログラムも変更します。

2009/09/21

 前回の続きです。

 ここのところ、いろいろと立て込んでおりまして、なかなか前に進みませんが、

HID Fog-Lamp Switch

 とりあえず、コントロールプログラムが完成しました。

HID Fog-Lamp Switch

 「ジャンピングワイヤー」という名のとおり、もの凄い“空中配線”状態になってますが、まぁハードの動作確認用ということで。0xF9C7

 ちっぽけな回路ですが、想定どおり動いた時の感動は、一入(ひとしお)です。少なくとも、“ショップにお任せ”になっているヒトには、味わえない「歓び」でしょう。
(いまのところ、どこのショップにも売ってないですし)0xF9D1

HID Fog-Lamp Switch

 フロントフォグランプの制御回路です。回路としては、非常に簡単です。
(電源回路等は、省略しています。また、抵抗等の型番も、省略しています)

 ブレッドボードを使ってデバッグしていた時に、気付いた点を一つ。

 リセット直後、I/OポートがInputに設定されたとしても、リレーが誤動作しないよう、パワーMOSFETのGate側にプルダウン抵抗を入れておいたのですが、リセット直後、なぜかリレーが動作してしまいます。

 もちろん、リセット直後のイニシャライズルーチンでは、I/OポートはOutputに設定しているのですが。

 しばらく悩んだのですが、理由は非常に簡単でした。(当たり前といえば、当たり前な理由でしたが)

 I/Oポートは、Outputに設定した直後は、“High”の状態になってるようです。(データシートによると、“Unknown”なのですが)

 よって、I/Oポートの入出力方向を設定した直後、Outputにしたポートについては、初期状態を強制的に設定(この場合は“Low”に設定)することにより、解決できました。

 勘違いの元は、リレーの動作状態の確認用にと設置した「パイロットランプ」(高輝度青色LED)でした。

 パイロットランプは、リセット直後は点かないので、リレー制御用のポートも“Low”になっているものとばかり思い込んでいたのですが、パイロットランプの制御は負論理でした。(“High”で点かなくて当然なのでした)0xF9C7

 ちなみに、試しにI/OポートをInputに設定したままにしておいても、リレーは誤動作しないので、プルダウン抵抗を入れた意味は、ちゃんとあるようです。

 ということで、これでハードとソフトは完成しました。

 つぎは、基板の作製と、ライトスイッチユニットへの実装です。
(いつになることやら・・・)

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