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Tiny Phalanx (CIWS) Archive

 前回の続きです。

 なぜか、基台ができていないのに、電装系を先に作るという。

CIWS Tiny Phalanx Snapmaker 2.0 A350

 PC用の冷却ファンを、PWM制御するための回路(手前側、奥は別)です。

 最大4発のPCファンを接続し、内部温度に応じて回転数を制御します。

 「ArbotiX-M Robocontroller」(Arduino ATmega644P)のPWMポートと外部割り込みポートは、数に限りがあるため、ロジックICを使って少し工夫をしています。

 「3ステートバッファ」(SN74HC125N)と「2to4ラインデコーダ」(SN74HC139N)で、PCファンからの信号(回転パルス)を選択できるようにしています。

CIWS Tiny Phalanx Snapmaker 2.0 A350

 回路の裏側です。

 電源系は、すずめっき軟銅線(φ0.6mm)で、信号系は、耐熱電子ワイヤ(φ0.32mm)で、ちまちま配線。

 前回の続きです。

 なぜか、PC用の冷却ファンが登場。

Noctua NF-A4x20 PWM

 Noctuaの「NF-A4×20 PWM」です。

 オーストリアの設計の、静音モデルです。(製造は、ザンネンなちゅーこく)

Noctua NF-A4x20 PWM

 40mmのPCファンで、厚さは20mm。

 +12V動作で、PWM制御されます。

 こんなに小さいのに、いっぱしに、120mmのPCファンとほぼ同じ値段となっています。

 前回から、丸2年が経ってしまった「ペガソス計画」ですが、

CIWS Tiny Phalanx Snapmaker 2.0 A350

 Snapmaker 2.0 A350が届いたので、再始動です。

CIWS Tiny Phalanx Snapmaker 2.0 A350

 5mm厚のアクリル板を、削り出します。

 画像は、基台後面のフレームです。2枚のアクリル板を、アクリル樹脂用の接着剤で溶着してあります。

 前回の続きです。

 ArbotiX-M(Arduino)にフルカラーTFT液晶ディスプレイ(uLCD-43PT-AR)が接続できたところで、入力系に移ります。

SHARP CYBER STICK(CZ-8NJ2)

 SHARPの「CYBER STICK」(CZ-8NJ2)を、ArbotiX-Mに接続します。

 CYBER STICKは、1989年発売(当時の標準価格:23,800円)とのことですから、もう30年も前の製品になります。

 買ってはみたものの、当時の愛機は、NECの「PC-9801VX41」(当時の標準価格:630,000円)に、ジョイスティックポートが付いた「FMサウンドカード」(PC-9801-26K)の組み合わせ。

 「いずれI/Oドライバでも作るか」と思っていましたが、けっきょく作らず仕舞い。箱に入れたまま、お蔵入りになっていました。

Sharp CYBER STICK (CZ-8NJ2)

 と、いうことで、ほぼ新品の状態です。

 ところで、なぜいま、長期放置プレイ状態であったCYBER STICKを、引っ張り出してきたのかというと・・・。

 それは、今回の「ペガソス計画」において、非常に重要な入力デバイスとなるためです。

#と、その前に、はたして、30年ぶりに、電源が入るのかどうか。0xF9C8

 前回の「ペガソス計画」の続きではあるのですが、

4D Systems uLCD-43PT-AR

 ちょうど5年3ヶ月ほど前に購入したまま、放ったらかしにしていた4D Systemsの「uLCD-43PT-AR」を、引っ張り出してきました。

4D Systems uLCD-43PT-AR

 いちおう、LEDキャラクタディスプレイ(TC1602E-25)とか、有機ELキャラクタディスプレイ(WEH002004A)とかを、ArbotiX-M(Arduino)に繋いで試してみました。

 しかしながら、この際、せっかくなので、表現力の高い、フルカラーTFT液晶ディスプレイを使ってみることにしました。

 このuLCD-43PT-AR、サイズは対角4.3インチで、解像度はQVGA(480×272ドット)、色数は16bit(65,536色)となっています。

 このディスプレイに、抵抗膜方式(Resistive)のタッチパネルが組み合わされています。