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2013/01/13

 つづいて、またもお届け物が。

SCD-XA5400ES

 SONYのスーパーオーディオCDプレーヤー、「SCD-XA5400ES」(希望小売価格:176,400円、購入価格:117,810円)です。

SCD-XA5400ES

 マルチチャンネルインテグレートアンプ、「TA-DA5400ES」と、デザイン的に統一されています。

SCD-XA5400ES

 信号出力は、HDMI、光、同軸に加えて、バランス出力も備えています。

 さらに、「SCD-XA5400ES」と「TA-DA5400ES」とを、HDMIケーブルで接続することにより、「H.A.T.S.」(High quality Audio Transmission System)機能を有効とすることができます。

SCD-XA5400ES

 プレーヤーとアンプとを接続する、HDMIケーブルです。

 HDMIケーブルにも、「ES」の名を冠した製品(DLC-9150ES)があり、わずか1.5mで74,970円(希望小売価格、受注生産品)とかいう、ものすごい製品がありますが、とてもそんなものは買えないので、その下のグレードのもの(DLC-HE10XF)にしました。

 ケーブルには、DLC-9150ESと同じ「シルバーコーティングワイヤー」(銀メッキ銅線)が使われ、プラグには、振動伝搬を抑えるために、亜鉛ダイカストケースが使われています。

 ということで、さっそく試聴です。

SACD UC YMO

 YMO好きとしては、まずはこれ。「UC YMO」(Ultimate Collection of Yellow Magic Orchestra)です。

 SACDラボさんのレビューにも、嬉しくなっちゃうようなコメントが寄せられていますが・・・、

弾力と解像度。SACDでハイファイYMO

 「SACDでYMOを聴いてもどうよ? あのシンセ♪が高音質になるのかい?」

 とお思いのアナタ、ぜひこのSACDを聴いてみてください。かなり凄い音にビックリすると思います。

(続きを読む)

 本当に、そのとおりでした。0xF9CF

 これまで、SACDを、PlayStation 3(初期型)にて聴いていましたが、そこから出る音とは、面白いくらいに、まったく異なる音がします。
(もっとも、3万円台の汎用機と、17万円台の専用機とで、音が違わなかったら困りますが)

 まずは、ユキヒロさんの叩くドラムセット、特にバスドラムの暴力的なくらいの重低音。立ち上がりの鋭い、殴られるようなアタック音に驚かされます。「こんな音が入っていたのかっ!!」と。

 つづいて、キョウジュ(とホソノさん)の奏でるシンセサイザー。艶やかというか、煌びやかな高音と、ずっしり重く、分厚い低音。アナログシンセならではの高次倍音まで、しっかり聴き取ることができます。ここでもまた驚かされます、「こんな音まで含まれていたのかっ!!」と。

 耳で感じる音を、言葉で表すことは難しいのですが、視覚的なイメージに言い換えると、「大好きな映画を、これまで何度もDVDで観ていて、ある日、Blu-ray DiscのHDリマスター版で、改めて観てみた時の感動」、とでも言いましょうか。

 泣きたくなるようなセンチメンタルな主旋律を持つ「Tong Poo」(東風)、その音の広がりや密度には、心の底から驚かされました。子供のころ、初めてYMOを聴いた時の感動が、再び甦ってきました。まるで、目の前で弾いてもらっているような、そんな臨場感です。それぐらい、解像度の高い音がします。

 まさに、「Hi-FiなYMO」でした。素晴らしいっ!!0xF9CB

SACD Glenn Gould

(以下、編集中)

SACD Holst Planets

 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団演奏、「ホルスト:組曲≪惑星≫」。1961年の名演を、2011年にDSD化したものです。

2013/01/12

 なにやら、またお届け物が届きました。

AV Rack & TV Board

 ハヤミ工産さんのHAMILeXブランド、NAシリーズ(インテリアファニチャー)の「NA-751」(希望小売価格:39,900円、購入価格:18,600円)と「NA-712」(希望小売価格:29,400円、購入価格:13,900円)です。

 「NA-751」は縦型のAVラック、「NA-712」は横型のTVボードで、設置場所に合わせて、縦型と横型を購入しました。

AV Rack & TV Board

 NAシリーズは、キャスターを取り付けるか否かを選択できるようになっていますが、フローリングの上で重量物を収容したAVラックを動かすと、床面が傷だらけになってしまうため、キャスターは取り付けないことにします。

 組み立てキットには、床面保護用のフェルトシートが付属していますが、安っちぃ~モノしか付いていないため、市販の厚手のフェルトシートを購入しました。フェルトシートには、「滑り止め」のタイプと「滑る」タイプの2種類があります。

 縦型のラックには、AVアンプ(TA-DA5400ES)を収容し、ケーブル類の挿抜にラックを前後させる必要があるため、「滑る」タイプを貼り付けます。横型のラックには、「滑り止め」のタイプを貼り付けます。

AV Rack & TV Board

 このように、フェルトシートをラックの底面に貼り付けます。

 フェルトシートは、できるだけ面積が広くなるよう切り出し、ラックの重量が分散するように(単位面積あたりの重量が軽くなるように)します。

#付属のフェルトシートは4枚しかなく、かつ1枚あたりの面積が狭いため、重量物を収容して長期間経過すると、フェルトシートの形にフローリングが凹んでしまいます。

AV Rack

 こちらは、これまで使用していたDENONさんのAVラック、「ARC-3501」(希望小売価格:44,100円)です。(けっきょく、仮設置したまま現在に至る)0xF9C7

#同じシリーズで、横型のモデル、「ARC-3502」(希望小売価格:50,400円)も出ていたのですが、いつの間にかディスコンになってしまっていたため、仕方なく今回のAVラックとTVボードとの組み合わせとなりました。

AV Rack & TV Board

 設置したところです。

 「Karimoku」の家具とも、色的に統一されました。

AV Rack & TV Board

 AVラック上段は、5400ES兄弟を収容しています。

 マルチチャンネルインテグレートアンプ、「TA-DA5400ES」(希望小売価格:262,500円)と、スーパーオーディオCDプレーヤー、「SCD-XA5400ES」(希望小売価格:176,400円)です。

 下段は、「我が青春のESシリーズ」にて紹介したコンポーネントを収容しています。(現在は使用していません)

 メインスピーカー用のプリメインアンプ、「TA-F555ESG」(1989年発売、定価:128,000円)と、サラウンドスピーカー用のパワーアンプ、「TA-N330ES」(1989年発売、定価:44,800円)です。

AV Rack & TV Board

 TVボード右側は、、BSチューナー、「SAT-333ESG」(1990年発売、定価:79,800円)と、CDプレーヤー、「CDP-X55ES」(1989年発売、定価:89,800円)です。

 左側は、FM/AMチューナー、「ST-S333ESG」(1989年発売、定価:49,800円)と、カセットデッキ、「TC-K555ESG」(1989年発売、定価:99,800円)です。

AV Rack & TV Board

 こちらのクマさんは、一昨年に訪れた「BMW Welt」から連れてきたものです。“可愛い”というよりは、“賢そう”な顔をしています。

2012/09/02

 構想から5年2ヶ月、購入から3年10ヶ月。(うち、放ったらかし約4年)0xF9C7

 つ、ついに、この時を迎えました。0xF9CF

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 下から見ると、宇宙船の母船のようなデザイン。

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 「SXRD」(Silicon X-tal Reflective Display)の文字が輝いて見えます。

 約4年の放ったらかしの間、時代は「倍速駆動」から「3D」へ、さらには「4k」へと進んでしまいましたが、この「フルHDパネルSXRD」による、高コントラストで高解像度な映像は、いまだに色褪せることはありません。

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 当初の音場空間の設計。(ITU-R勧告に基づく7.1chスピーカーの配置)

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 設計図を引き、

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 フレームを組み上げ、

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 壁を盛り、

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 時には天井裏に潜り込み、

 これまでやったことのない、複雑な工程を経て、

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 17.5畳のリビング空間を使い切り、DIYホームシアター、堂々完成ですっ!!

 いや~、長かった。(放ったらかしが)0xF9C7

 さて、いよいよ上映会の開始です。0xF9F8

2012/09/02

 ということで、いよいよ吊り下げです。

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 プロジェクター本体は約11kgと重いので、作業は必ず2人掛かりで行います。

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 吊り下げたところです。

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 後ほど本体の調整機能を使ってレンズシフト等を調整することができますが、まずは本体の物理的な水平を出しておくことにします。(微妙にズレていると気持ちが悪いので)

 水平を出すには、このような「ミニ水準器」を使いました。(ホームセンターで700円ぐらい)

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 HDMIケーブルおよび電源ケーブルを接続します。

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 投映位置の微調整に入ります。

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 レンズ調整モードに入り、レンズズーム、レンズシフト、レンズフォーカスを合わせます。

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 100インチのスクリーンいっぱいに、ブルーバックが表示されるよう調整しました。

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 まだ画質を追い込んで(調整して)いないので、黒が浮いているように見えますが、絵としてはこのような感じになります。

2012/08/26

 またも、だいぶ間が空いてしまいましたが、前回の続きです。

 大人の夏休みも終盤を迎え、そろそろ本気で“夏休みの工作”に取り組まなければなりません。

#まぁ、プロジェクターを購入してから、4年近くも放ったらかしなので、いまさら焦る必要もないのですが。

 天井裏や壁の中にケーブルを通すには、「シアターパネルの製作」の時にも使いましたが、

theater01.jpg

 このような「通線機」を使います。

#一般のご家庭には、あまりないツールだと思いますが。0xF9C7

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 第一段階として、プロジェクターの吊り下げ位置から、側面の壁にある中間地点まで、HDMIケーブルとVVFケーブル(電源ケーブル)を通します。

 VVFケーブルは、プロジェクター(VPL-VW60)がアースを必要とするため、3芯のものを使いました。

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 第二段階は、ちょうど良いところに、24時間換気のためのダクトがあったため、それを丸ごと外して作業口として使い、中間地点からケーブルを通しました。

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 中間地点となる作業用の穴は、壁掛け時計があったところです。

 壁に開けた穴は、クロス屋さんから教えてもらった「重ね切り」の技を駆使して、跡形もなく元に戻す訳ですが、“できるだけ目立たない位置に”ということで、壁掛け時計の裏にしました。

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 壁に開けた穴の内面は、顔が入らないので(当たり前ですが)、デジカメで撮影して状況を確認しながら、作業を進めます。

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 HDMIケーブルは、AVアンプ(TA-DA5400ES)の裏側にちょうど来る高さにコンセントホールを作り、そこから通しました。(撮影用に、カバーは外してあります)

 VVFケーブルは、もともとあったコンセントから、電源(およびアース)を取りました。

 ということで、今回の最大の関門であった、HDMIケーブルとVVFケーブルの通線が終わりました。

#ちなみに、電源ケーブルの敷設やコンセントの増設など、自家用電気工作物の工事をするためには、電気工事士の資格がないと法令違反となってしまいますので、ご注意ください。

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