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Landscape Archive

 秋の日の午後、横浜「三渓園」に行ってきました。0xF9D8

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 内苑入口にある薬医門。

 まだ午後3時過ぎだというのに、すでに日差しがこの角度。

 なんとなくもの悲しい・・・。0xF997

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 内苑の池と臨春閣。

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 臨春閣から、旧燈明寺三重塔を臨む。

 すっかり秋の空・・・。0xF9C5

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 同じく、臨春閣から。

 縁側に座って遠くを眺めていると、時の経つのを忘れてしまいそうです。0xF9C6

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 場所は変わって、外苑の大池から、中ノ島にある酒花亭を臨む。

 カモの一群が、ぷか~り、ぷかりと浮いています。

 いいのぉ。

 カモの生活もいいカモ。0xF9F8

〔関連情報〕
   ・三渓園

2006/10/08

 秋晴れ0xF9D8

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 横浜そごうから、赤レンガ倉庫まで、シーバスで移動。

 みなとみらい21地区は、いままさに、第二次のマンション建設ラッシュだ。坂本龍一氏がイメージキャラクターとなっていたLOHASなマンションも、ここにある。
(ご本人は、ニューヨーク在住だが)0xF9AC

 立地条件は最高のようにみえるが、急激に人口が拡大したため、朝のみなとみらい線(+東横線)の混雑ぶりは、想像を絶する。
(マンション購入検討時に、実地同時刻確認済み)

 写真右側の変ちくりんな鉄塔は、某通信キャリアのアンテナ設備だ。建物のデザインは、携帯電話の形(古い世代の)を模している。
(夜になると、アンテナ本体と数字ボタンの部分とが、ライトアップされる)

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 シーバスに乗ると、普段クルマでは見ることのできない景色を見ることができる。

 それにしても、空の蒼さが冴え渡る。0xF99F

 高層タワー群が林立する近未来都市。しかし、わずか30年ほど前は、ここは薄寂れた埠頭と国鉄の貨物線の操作場だったのだ。

 地元横浜出身、小田和正氏の「My Home Town」という詩に、つぎのような一節がある。
(たしか、FM Yokohama(84.7MHz)の開局記念テーマだったと思う)

      僕らの好きだった あの店も もう無い
      あの頃の横浜は遠く 面かげ 残すだけ
      my home town my home town
      どんなに変わっても 僕の生まれた街
      どんなに変わっていても

J-TAKTへの利用申請中(非営利HP)

 30年前、ここにこのような近未来都市が出現しようとは、誰が予想し得たことか。0xF9C5

 話変わって、

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 横浜そごうで、南葉山「MARLOWE」の“まったり美味しいプリン”を購入。0xF9F8

 左は、「カスタードプリン」。プリンの王道だ。右は、「紅茶のプリン」。紅茶の茶葉が、ちょびっと浮いている。

 こいつらは、プリンのくせに、一つ700~900円もする。しかし、その“まったり度”は、他の追従を許さない。まさに、プリン界のBMWだ。

 アールグレイなど、アタックのきつい紅茶と一緒に食すと、天にも昇る美味しさだ。0xF9F7

 「Pastel」の“まったりプリン”(正式名称:なめらかプリン)も美味しいが、「MARLOWE」のプリンは、プリン評論家である職人が、自信を持ってお勧めできる一品である。

 プリンのカップは、料理用のメジャービーカーになっている。洗ってお店に持っていくと、200円で引き取ってくれる。

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 ついでに、「BURBERRY」のpurse caseを新調。

 職人は、かなり物持ちが良い方であるが、数年前に買ったものがクタクタになってしまったので、後継モデルにスイッチ。「BURBERRY」のpurse caseは、これで三世代目ぐらいだ。

 良いものは長く保つ。良いものを長く保たせるのが、賢い大人だ。

 いろいろな想い出も、purse caseと一緒にスイッチ。0xF9C5

 支払いの際、「MARLOWE」の袋を持っていたら、店員さんに、「プリンをお買い上げですか?」と微笑まれる。

 かなり恥ずかしい・・・。0xF9FC
(とっさのギャグ返しができなかった)

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Yokohama Minato-Mirai

 BGM: (あの音楽)0xF9A4

 今夜も、都内某通信キャリアのスカイスクレイパーからお伝えします。前回とは、また違うビルです。0xF9CE

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 写真は北東方向の眺め。オフィスは、石原さんの執務室より高いところにあります。0xF9F8

 このビルには、担当ちゃんだった時代も含め、通算4年半ぐらい居たでしょうか。
(また戻ってくることになると思いますが)

 逆側の南西方向には、日本の霊峰0xF9E5が、いつもくっきりはっきり見えました。冬の寒い日の朝、冷たく澄んだ青い空に、蒼く浮かび上がる富士山。それはそれは、感動的な美しさでした。

 当時は、窓の外の景色を落ち着いて見ることもなく、ほとんど会社に住んでいるような生活でした。
(いまでも住んで(棲んで)いるようなものですが)0xF9C8

 この窓から、いくたび光輝く朝焼け0xF89Fを見たことか・・・。

 あの頃は、厳しかったですが、いまとは違って自由がありました。懐かしいなぁ。0xF9C5

 BGM: (あの音楽)0xF9A4

 今夜は、都内某通信キャリアのスカイスクレイパーからお伝えします。0xF9CE

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 皇居をはじめ、永田町や霞ヶ関など、日本の中枢を見下ろす、絶好のロケーション。0xF9F8

 このビルの国会議事堂側と首相官邸側の窓ガラスは、スナイパーが狙撃できないように、すべてハメ殺しになっているとか、いないとか。

 BGM: (停止)

 国家元首が替わるそうですが。

 前首相の功罪は、賛否両論別れるところですが、少なくとも社会の二極分化を加速させてしまったことは、間違いないでしょう。

 この5年半で、この窓枠に切り取られた青空のように、いっそう歪な社会になってしまいました。

 人間を「枠」にはめ、枠に入らない人間を無情にも切り捨て、かろうじて枠に入った人間でさえ、仲間同士で蹴落とし合う社会・・・。

 新首相は、「やり直しのきく社会」を目指すそうですが、はたしてそう上手く行くでしょうか。

 一度切ってしまった舵は、そう簡単には元に戻りません。なぜなら、国家の未来の基盤を担う人材を産み出す教育制度をはじめとして、多くの人間から「そうぞう力」を奪うシステムを作り上げてしまったからです。

 ここでいう「そうぞう力」とは、新しいものを考え産み出す「創造力」はもちろんのこと、他者の痛みや苦しみを慮る「想像力」であったりします。

 街角に“群れる”多くの若者たちを見れば、事の深刻さの一端が見えてくるでしょう。

 大して面白くもない話題に、大声を上げ手を叩き合い、類人猿のように振る舞うその姿。まるで自分たちが“友情だと信じている”「希薄な関係」を確かめ合うかのように。

 あるいは、他者との関係を拒絶し、フィードバックの無い二次元の世界に引き籠もる若者たち。

 一部の数少ない人間と、大多数の人間たちとの格差拡大は、この先、さらに指数関数的に、情け容赦なく進んで行くことでしょう。

 それは、単に富や権力の一極集中という意味ではなく、人間の「質」の格差拡大という意味で。

 しかも、大多数の人間たちには、自分たちがその「不幸なマジョリティ」であることさえ、分からないようしむけられているのです。本質ではない、不毛な知識の押し付けによって。

 でも、それで良いと思います。

 ある意味、「Blade Runner」で描かれた未来よりも暗く陰鬱な社会。有機体ロボットが感情を持ち、人間化していくのに対し、人間が他者に対するシンパシーを失い、無感情・無表情になってロボット化していくという・・・。

 生物学的には人間の姿形はしていても、人間の本質を失ってしまった“生物”たち。そのくせ生殖衝動だけは人一倍。もはや人類でも新人類でもなく。

 この開くことのない窓からは、そんな21世紀の、暗く冷たい、出口のない世界が見えます。

 BGM: サミュエル・バーバー作曲、「弦楽のためのアダージョ」

 会社の取締役が教えてくれました。0xF9C7

 その名も「Google Earth」。
(一部の方には、「いまごろなに?」と言われるかも知れませんが)

 久しぶりにカンドーしました。0xF9CF

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 その名のとおり、地球上のあらゆる地点を、ググることができます。こちらから専用のソフトをダウンロードし、インストールします。

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 まずは、宇宙から東京へ、ズ~ム、イン!!

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 つづいて、太平洋をかっ飛んで、ニューヨークへ!!

 画像は、複数の人工衛星からの画像を統合して、レンダリングされます。最もズームさせると、このあたりまで見ることができます。

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 ここがどこだか分かりますか? そう、渋谷駅前です。人のアタマひとつ分ぐらいの解像度はあるでしょうか。

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 また、一部エリアでは、3次元情報を持っているので、カーナビのようにバードビューすることもできます。

 さらに、Google Earthでは、独自の記述言語(KML; geographic markup language)を定義しています。これを用いると、地図情報に、さまざまなハイパーリンクを組み込むことができます。

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 例えば、これは、「ダヴィンチ・コード」ゆかりの地を巡るツアー(Da Vinci Code Tour)です。映画の舞台となった場所を、順番にナビゲートしてくれます。
(画像は、ルーブル美術館のガラスのピラミッド)

 ってことはですよ、世界中、いろんなところに行けちゃう訳です。0xF9D8

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 エジプトのギザの三大ピラミッド。上から、クフ王、カフラー王、メンカフラー王のピラミッド。正確に、東西南北を向いてます。
(緯度・経度: 29.973878,31.131365)

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 ペルーのナスカの地上絵。ハチドリの模様が見えますか。そのほか、コンドル、サル、オウム、クモ、渦巻きなどもあります。
(緯度・経度: -14.690295,-75.122189)

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 同じくペルー、インカ帝国の幻の空中都市、マチュ・ピチュ。よくぞこんな高所のジャングルに、都市を築けたものです。
(緯度・経度: -13.163742,-72.545721)

 ってことはですよ、軍事オタク(兵器オタク)としては、やっぱり気になります、あの国。0xF9D8

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 ○○上空です。「真上から見下ろすなっ!」と怒られるかも。めちゃめちゃ広い広場があります。しかし、人影はまったくありません。

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 すごいですね~、10車線の道路です。しかし、これだけの幅の道路にも関わらず、クルマはまったく走ってません。
(緯度・経度: 38.966,125.602)

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 謎の巨大建造物、発見!! なんの建物でしょうか、これ? それにしても、でかい。

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 そして、これが、ミサイル発射基地とされているところです。しかし、こんなに近くにあったとは・・・。
(緯度・経度: 40.855551,129.665918)

 いや~、それにしても、何年か前までは、軍事機密とされていたものが、こうして自宅で見れてしまうなんて、ほんと、恐ろしい世の中になったものです。

 民間に公開されている情報が、これだけ解像度が高いということは、軍事用は、もっとすごいことになっていることでしょう。

 しかもですよ、これだけの一連の画像をレンダリングさせるとなると、ほんの少し前までは(10年ぐらい前)、専用のGWS(グラフィック・ワークステーション)が必要だったのですが、いまではお茶の間PCでも出来るようになってしまいました。

 いや~、恐ろしい。

 にしても、地球はと~っても広いです。PC上で、地球儀をグリグリ回してます。お目当ての場所を探し出すのに、しばらく遊べそうです。0xF9F7

〔関連情報〕
   ・Google Earth A 3D interface to the planet
   (Google)
   ・「Google Earth」で地球を僕の手の上に
   (2005年6月29日:ITmedia News)