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2009/06/20
[ Mobile ]

 土曜の午前中、軽快に鳴り響くYMOの着信音。0xF9A4

   相手: 「もしもし」 (vodafone改めsoftbankケータイ)
   SOA: 「もしもし」 (DoCoMoケータイ)
   相手: 「もしもし?」
   SOA: 「もしも~し?」

 相手の声は聞こえるのに、自分の声が伝わらない、“片通話”になっていることが判明。

   SOA: (心の声)「なんだよソフトバンク、また通信障害かよっ!!」、「ったく、ろくなキャリアじゃないな」0xF9C9

 その後すぐ、家電(いえでん)に掛け直すと、同じ症状が発生。0xF9FC

 「敵は本能寺にあり」、いや違った、「ブルータス、お前もかっ!!」。(いやこれも違う)

 ということで、時間もなかったので、ドコモショップ六本木店にピットイン。

Sony Ericsson SO906i

   SOA: 「あの、すみません、片通話になってしまうのですが」
   お姉さん: 「えっ?」0xF9C8
   SOA: 「いや、ですから、片通話になってしまうのですが」
   お姉さん: 「はっ?」0xF9C8

 “片通話”って、一部の業界用語であることが判明。0xF9FC

 気を取り直して、20歳近く年の離れたお姉さまに、優しく説明。

   お姉さん: 「そ、そうでしたか~。それはたいへんご迷惑をお掛けいたしました~」
   SOA: (心の声)「いやいや、いいんですよ、あなたが悪いんじゃないんですから」
   お姉さん: 「SOは、そのような症状がよく出ておりまして、さっそく故障修理の手配をさせていただきます~」

   SOA: (心の声)「って、をいをい。“よく出てる”って、どういうこと?」0xF9C7

 ここ数年は、新製品が出る毎に、毎年機種変更しているのですが、SO906iに変更したのは、去年の6月25日でした。

   お姉さん: 「よかったですね~。あと数日で、保証期間が終わってしまうところでした~」0xF995

   SOA: (心の声)「ソ、ソニエリケータイにまで“ソニータイマー”付いてるのかよっ!?」0xF9FC

 ということで、ほぼ1年後に、丸ごと新しいケータイに生まれ変わりました。誤差数日、素晴らしい設計精度です。0xF9C7

Sony Ericsson SO906i

 歴代のSOクンたち。左から、mova SO503i、SO505i、premini-II、FOMA SO902i、SO903iTV、そしてSO906i。

 まぁ、これもソニラーの宿命(醍醐味?)。丸ごと新品に変わったので、良しとしよう。0xF9C6

2008/10/02
[ Mobile ]

iPhone 3Gをドコモ端末として使う!
(2008年10月2日:Nikkei ITpro)

iphone01.jpg
(画像は、米Appleさんから拝借)

 香港で販売されているSIMロックフリーの端末を日本国内に持ち込み、SIMカードを挿入すれば、ドコモの端末として使用できるそうです。>juinさん

#そこまでして使おうとは思いませんが。0xF9D1

 日本国内におけるiPhoneの販売については、お手並み拝見だった訳ですが、予想どおり(某・損さんにしてみれば、「予想外」)の展開を見せています。

スマートフォン戦線異常あり iPhone失速、ドコモ攻勢
(2008年9月5日:ITmedia News)

アップル“敗戦”

 日本では100万台売れる──との予測もあったアイフォーンに、もはや当初の勢いはない。アップルとソフトバンクは販売実績を極秘にしているが、通信業界に詳しいUBS証券の乾牧夫シニアアナリストは「20万台前後で止まっている感がある」と推測。年内販売は控えめに35万台程度と見積もっていたが、それにも及ばない情勢という。

ソフトバンク、「パケット定額フル」下限額を値下げ
(2008年8月26日:ケータイWatch)

 ソフトバンクモバイルは、パケット通信料定額制サービス「パケット定額フル」の下限額を値下げし、月額1029円~5985円のサービスとして27日より提供を開始する。既存ユーザーに対しては自動的に適用される。

 またこれにより、iPhone 3Gの月額利用料(ホワイトプラン、S!ベーシックパック、パケット定額フル)も同様に、これまで月額2990円~7280円だったところが、月額2324円~7280円になる。

 注目すべきは、わずか1ヶ月足らずの間に、矢継ぎ早に2回も料金を下げてきたことです。
(1回目:2008年8月5日 2,990円/月、2回目:2008年8月26日 2,324円/月)

#それだけ加入数の伸びが「予想外」だったということかと。0xF9D1

 さらに、

iPhoneを法人向けに3カ月無料提供--ソフトバンクモバイル、拡販に本腰
(2008年9月10日: CNET Japan)

 ソフトバンクモバイル代表取締役社長の孫正義氏は、iPhone 3Gを法人向けに無料提供する計画を明らかにした。1社5台限定だが、3カ月間本体のほか、月額通信料、通話料を含め、すべて無料で貸し出す。

 この狙いについて、同社広報は「法人の方々にもっとiPhone 3Gを知ってもらいたいため」と説明する。iPhone 3Gの国内販売台数は明らかになっていないが、20万台程度との推測もあり、発売直後の勢いがなくなっているとの指摘がある。ソフトバンクモバイルは大規模かつ長期的な契約が見込める法人向けに、積極的にiPhone 3Gを売りこむ考えだ。

 またお得意の「ばらまき戦法」で、起死回生を狙うようです。

#そんなに大盤振る舞いしちゃって、Appleへのキックバックは支払えるんでしょうかね。0xF9D1

 しか~し、

ドコモ、個人向けに「ブラックベリーインターネットサービス」を提供
(2008年7月7日:ITmedia +D Mobile)

 すでにドコモは、法人向けに先行導入していたBlackBerry端末を、個人向けに投入しています。

#「リンゴ」と「クロイチゴ」の闘いですな。0xF9D1

2007/06/22
[ Mobile ]

 ソニエリ初の(ドコモ向け)ワンセグ携帯、「903iTV」が、本日、やっと発売になりました。
(他メーカーは、すでに904iシリーズを発売済みですが)

 ということで、去年のSO902iに続き、発売日当日ゲットしました~。0xF9CF

 価格は、某ルートにより19,530円。ちなみに、ヨドバシ店頭価格は34,650円(6月22日調べ)。
(いずれも税込で、10ヶ月以上利用のFOMA⇒FOMA機種変更の場合)

BRAVIA FOMA SO903iTV

 「BRAVIA」の文字が誇らしげです。
(↑自己満足)

 なんと、今回は「赤」(ブリリアントレッド)を買ってしまいました。長い人生の中で、赤色の工業製品を買ったのは、おそらく初めてのことかと。

 「BRAVIA」と言えば、鮮やかな赤がイメージカラーですし、よく目立つので、年寄りな職人にはちょうど良いかなと。0xF9C7
(最近、携帯が行方不明になることが多く・・・)

BRAVIA FOMA SO903iTV

 歴代のSOクンたち。左から、mova SO503i、SO505i、premini-II、FOMA SO902i、そしてSO903iTV。

BRAVIA FOMA SO903iTV

 この角度から見てふと思ったのですが、赤のテカテカ感と後部の盛り上がりが、なんとなく「デスラー戦闘空母」に似ている。0xF9C7

#「チミも、古いね、ふるいね、フルイねぇ」(by 小松政夫風)

BRAVIA FOMA SO903iTV

 半透過型の「ソニーパネル」に加え、ソニーとソニエリが共同開発した「モバイルBRAVIAエンジン」を搭載。

 画質モードは、「ノーマル」「シャープ」「ダイナミック」の3種類から選べます。

 ちなみに、充電アダプタは、これまでの携帯用とは一風変わっていて、透明なクレードルタイプとなっています。

 これは、本家「BRAVIA」で採用されている「フローティングデザイン」を踏襲したとのこと。
(ご丁寧に、フレーム部のパンチングまで再現されています)

BRAVIA FOMA SO903iTV

 ソニラーとしては嬉しい限りですが、なにもそこまでせんでも。0xF9C8

2006/04/08
[ Mobile ]

 先月下旬に「FOMA SO902i」を購入し、さっそく「モバイルSuica」、「ケータイEdy」などを設定して「おさいふケータイ」として使ってみました。

 コンビニで「♪しゃり~ん」も良いですが、やはり「モバイルSuica」はメチャメチャ便利です。クルマにETCをセットアップして、料金所の渋滞を尻目に、はじめてETCゲートを「突破」した時の快感に近いものが。0xF9CF

 なによりも、切符を購入したり、料金精算をするために並ばなくて済むのが最大のメリットかと。ディジタルガジェット好きの職人には、ここ近年で最高のオモチャとなりました。
(最近では、わざとSuica専用ゲートを通ってみたりして)0xF9F8

 さて、ひととおり使い倒してみた訳ですが、やはり既製の着メロではもの足りなくなってきてしまいました。ということで、FOMAの「着うた」をDIY(?)してみることにしました。

 なにやら難しそうに思えるかも知れませんが、ポイントさえ掴んでしまえば、とても簡単に作ることができます。まずは、大まかな流れから。

  1. リッピングソフトを使って、CDから音楽をコピー。
  2. SoundEngineを使って、音楽ファイルを編集。
  3. QuickTime Proを使って、3gpファイルを作成。
  4. バイナリエディタを使って、iモーション(着うた形式)に修正。

 それでは、順を追って説明していきます。

1. リッピングソフトを使って、CDから音楽をコピー

 はじめに、オーディオCDから、音楽ファイルを取り出します。具体的には、*.cdaファイルから*.wavファイルに変換します。

 CDをリッピングするソフトとしては、いくつか代表的なもの(「Winamp」、「AudioEncoder」など)がありますが、職人は天の邪鬼なので、VAIO付属の「SonicStage」(ver.3.4)を使いました。

i-motion01.jpg

 (1) 「音楽を取り込む」から「CDを録音する」を選びます。
 (2) 「録音フォーマットの設定」を押し、「WAV形式」を選びます。
 (3) 録音したい楽曲を選び、「録音」を押します。

 *.cdaファイルが*.wavファイルに変換され、所定のフォルダ(通常は、「D:\SonicStage\Packages」の下のアルバム名のフォルダ)に保存されます。

 ちなみに、例として使用した楽曲は、曲の長さが30秒程度のものということで、Yellow Magic Orchestra(YMO)の「NAUGHTY BOYS / 浮気なぼくら」から、「YOU'VE GOT TO HELP YOURSELF / 以心伝心-予告編-」を選びました。

2. SoundEngineを使って、音楽ファイルを編集

 つぎに、できあがった*.wavファイルを、「SoundEngine」(フリーウェア)を使って編集します。

i-motion02.jpg

 (1) 「編集」から「切り抜き」を選び、楽曲の「尺」を調整します(楽曲の始めと終わりの無音部分をカットする)。

i-motion03.jpg

 (2) 「音量」から「コンプレッサー」、「オートマキシマイズ」等を選び、音量(ダイナミックレンジ)を調整します。(あまりレンジを稼ぎすぎると、ケータイのスピーカーでは音が割れることがあります)

 その他、楽曲の一部分を切り出す場合には、楽曲の始めと終わりの部分に「窓」を掛けて(フェードイン、フェードアウトさせて)、楽曲が滑らかにつながるように「尺」を調整します。(何度かループ再生させて、微調整します)

 (3) 「ファイル」から「名前を付けて保存...」を選び、別名で保存します。

3. QuickTime Proを使って、3gpファイルを作成

 *.wavファイルから*.3gpファイル(Mobile MP4形式)に変換するツールとして、「QuickTime Pro」(有償:3,400円)を使います。
(無償版では、ファイル変換ができません。「高けぇ」とかセコいこと言ってないで、買いましょう)

 (1) 「ファイル」から「エクスポート...」を選びます。

i-motion04.jpg

 (2) 「エクスポート」は「ムービー から 3G」、「出力」は「3GPP - Mobile MP4」を選びます。

i-motion05.jpg

 (3) 「オーディオ」を選び、「オーディオフォーマット」は「AAC-LC(ミュージック」とし、「データレート」および「出力のサンプルレート」は適当に選びます。
  (そもそも、ケータイの内蔵スピーカーですし、ビットレート、サンプリングレートを必要以上に上げても意味がないので、ほどほどに。また、データサイズが多くなると、ダウンロード時の「パケ代」が高くつくことになります)

 iモーションのデータ容量は、FOMA 900iシリーズが100KBまで、901i、902iシリーズが500KBまで対応していますので、表示されている「容量」が、上記のサイズを超えないよう、ビットレート、サンプリングレートを調整します。

 データサイズを一定とした場合、サンプリングレートを抑えてビットレートを上げる方法と、ビットレートを抑えてサンプリングレートを上げる方法とがありますが、人間の聴覚特性として、サンプリングレートを抑えると高音がカットされ、くぐもった感じに聞こえてしまうため、設定できる範囲で、できるだけサンプリングレートを上げるようにします。
(ただし、オリジナルのサンプリングレート(CDの場合は44.1kHz)以上に上げても意味がないので、ほどほどに)

 (4) 「保存」を押して、保存します。

4. バイナリエディタを使って、iモーション(着うた形式)に修正

 ここまでの操作で、FOMAで「iモーション」として再生することができるようになりました。ただし、ケータイの着信音(着うた)として設定するには、もうひと工夫が必要となります。具体的には、バイナリエディタを使って、ファイルの一部分を直接修正します。

 ネット上には、数多のバイナリエディタがありますが、とりあえずこれ(フリーウェア)を使いました。

i-motion06.jpg

 (1) ファイルを開き、「dcmd」というアスキーコードを探します。
  (この例では、アドレス:00009Cからの4byte)

 (2) ウィンドウの下部に、ファイルサイズが表示されていますので、末尾が偶数であるか奇数であるかを確認します。
  (この例では、228,742byteの偶数)

 (3) 「dcmd」の後ろの2byteを、偶数の場合は「00 0B」、奇数の場合は「00 0F」と修正します。
  (この例では、アドレス:0000A0からの2byteを「00 0B」に修正)
  (データが変更できない場合は、「編集」から「リードオンリ」のチェックを外します)

 (4) 「ファイル」から「上書き保存」を選び、保存します。

 これで、FOMAで「着うた」として設定できるようになりました。あとは、できあがったファイルを自分のホームページなどにアップロードし、ケータイからダウンロードすればOKです。
(なお、メモリスティック経由で転送した場合には、「着うた」として設定できなくなります)

 FOMA SO902iのスピーカーはモノラルなので、ステレオの着うたを作ってもあまり意味がないのですが、SoundEngineで目一杯レンジを拡げても音が歪むことはなく、きちんと再生されました。

 ということで、これでまた、しばらく遊べそうです。0xF9F8

#オーディオCDからリッピングした楽曲は、個人で楽しむ他は、ネット上などで公開すると著作権の侵害となり、処罰の対象となりますので、注意してください。

〔関連情報〕
   ・ついに出ましたっ!! FOMA SO902i

〔次回予定〕
   ・FOMAのiモーション(着うた)を作ろう!!(着ムービー編)

2006/03/21
[ Mobile ]

 いろいろあって、発売が延び延びになっていた、「FOMA SO902i」ですが、本日、無事に発売となりました。0xF9CF

 ということで、さっそく発売日当日午前中にゲット~っ! 値段は、mova⇒FOMAの機種変更で、ぬぅわんと驚きの「10,800円0xF9A9」(後述)。0xF9CE

so902i01.jpg

 歴代のSOクンたちです。左から、mova SO503i、SO505i、premini-II、FOMA SO902i。
(本当は、初代ジョグダイヤル搭載ケイタイ(クルクル、ピッ!)を持っていたのですが、機種変更した時に回収されてしまいました。残念)

so902i02.jpg

 さて、気になる価格ですが、ドコモショップ(およびヨドバシカメラ)店頭での価格は、「31,800円」でした。
(mova⇒FOMAへの機種変更で、前変更から10ヶ月以上経過の場合)

 さらに、卓上ホルダ(600円)、ACアダプタ(900円)、契約事務手数料(2,000円)を加えると、現時点でふつーに購入すると、総額「35,300円」(税別)となります。

 なぜに2万円以上も安く買えたかというと、必殺の「クーポンぽん」を使ったからでした。0xF9F8

so902i03.jpg

 ということで、ソニラーとして不具合覚悟で初期ロットを購入した訳ですが、さて、何日後に改修のアナウンスがあるか・・・、なんていぢわるな予想してみたりして。0xF9CE

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