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高輝度白色LEDシアターランプの製作
'03/12/07初版,'03/12/14更新

[はじめに]

 「光ものマニア」の職人ですが、そろそろ本当にやることが無くなってきました。0xF9C7

 LEDを使えそうな照明で、残っているものとしては、「足元照明」と「室内間接照明」ぐらいでしょうか。「足元照明」については、すでに製作されている方がいるようですので、「室内間接照明」を製作してみることにしました。そうです、ALPHARDに装備されている、あのムード溢れる(?)間接照明です。

 ただし、「室内間接照明」では少し味気ないので、「シアターランプ」と命名することにしました。

 また、ご本家ALPHARDに負けないよう、A、B、CのすべてのピラーにLEDユニットを取り付けることにしました。

[LEDの選定]

 まずはじめに、シアターランプに最適なLEDを選定することにします。

 前回のLEDルームランプでは、広く一般に使われている「砲弾型発光ダイオード」を使用しました。この発光ダイオードは、発光素子から放射された光を素子前方にあるレンズによって集束しているため、輝度は非常に高いのですが、指向角が狭くなってしまうという難点を持っています。このため、広い範囲を照らすためには、LEDの先端を加工したり、リフレクターを取り付けるなどして、光を拡散させてやる必要がありました。

 そこで、今回のLEDシアターランプでは、指向角の広い特殊な形状のLEDを使用することにより、広い範囲を明るく照らせるようにしました。

[写真1]
Now Making
  • (写真1左)は、広く一般に使われているφ5mmの砲弾型ダイオード(写真は、NSPW510BS)です。
  • (写真1右)は、今回使用したフラットタイプのダイオード「NSPWF50BS」です。
  • 発光部の大きさは、4.6mm(W)×2mm(H)×5mm(D)です。
  • 輝度は少し低くなってしまいますが、指向角が140/120°と広く、幅広い範囲を照らすことができます。
     
    品名光度半値角順電圧順電流
    NSPW510BS1,800mcd50°3.6V20mA
    NSPWF50BS300mcd140/120°

[シェードの加工]

 A~CピラーにLEDユニットを取り付けるためのシェードを加工します。さらに、ちょっとした工夫をすることにより、純正クオリティーに近付けるようにしました。

[写真2]
Now Making
  • 今回使用したシェードです。
  • (写真2左)がAピラー用、(写真2左)がB、Cピラー用です。
 
[写真x]
Now Making
  • ピラーに固定するためのボルトを取り付けます。(写真x)

 このままシェードを取り付けたのでは、プラスチック樹脂が剥き出しになってしまい、あまりにもお粗末です。そこで、天井の内張に使われているものと同じファブリックを、シェードの表面に貼り付けることにしました。

 これにより、後付となるシェードを、違和感なく室内に溶け込ますことがでます。また、シェードに取り付けたボルトの頭を隠すことができるという、まさに一石二鳥の技です。0xF9C6

[写真x]
Now Making
  • ファブリックを貼り付けます。(写真x)
  • シェードの裏側まで回り込むようにし、布用の接着剤を使って固定します。
  • なお、このファブリックは、とある特別なルートを使って入手しました。
    (入手元はヒミツです。)

[ピラーの加工]

(まだ考え中です)

[写真x]
Now Making
  • Aピラーを取り外します。(写真x)

[装着比較]

(まだ考え中です)

[写真x1]
Now Making
  • Aピラーのシアターランプです。(写真x1)
 
[写真x2]
theater_lamp20.jpg
  • Bピラーのシアターランプです。(写真x2)
 
[写真x3]
theater_lamp21.jpg
  • Cピラーのシアターランプです。(写真x3)

[インプレッション]

(まだ考え中です)

  
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