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News Archive
2006/05/12
[ Car, News ]

 英国UK & International Press社は、ドイツ・シュタットガルトにて開催されている「Engine Expo 2006」において、2006年の「International Engine of the Year」を、ドイツBMW社の排気量5.0LのV型10気筒エンジン(S85B50A型)に決定したと発表しました。

 同エンジンは、「M5」、「M6」に搭載されており、「Best Performance Engine」、「Above 4-litre」の各部門でトップとなりました。

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(写真はBMW社のプレス向け資料から)

 BMW社のその他のエンジンでは、
   ・Best Performance Engine
      6th. BMW 3.2-litre(M3, Z4 M)
   ・1.8-litre to 2-litre
      4th. BMW Diesel 2-litre(X3, 120d, 320d, 520d)
   ・2-litre to 2.5-litre
      2nd. BMW 2.5-litre(325, 525, Z4)
   ・2.5-litre to 3-litre
      1st. BMW Diesel 3-litre Twin Turbo(535d)
      2nd. BMW 3-litre 6-cylinder(Z4, 330, 530, 630, 730)
      6th. BMW 3-litre 6-cylinder(330, X3, X5)
   ・3-litre to 4-litre
      1st. BMW 3.2-litre(M3, Z4 M)
となり、全11部門中で9つの賞を獲得するという、驚異的な強さを見せ付けています。

 SOARISTO号に搭載されている「新世代直6エンジン」(N52B30A型)も、もちろん受賞しています。

 さらに、M3やZ4 M Roadster & Coupeに搭載される3.2リッター直6エンジンは、排気量3~4リッタークラスで「6年連続」、535dに搭載される3.0リッター・ツインターボ・ディーゼル・エンジンは、排気量2.5~3.0リッタークラスで受賞するとともに、「Best Diesel Engine」にも輝いています。

 V10エンジンの2年連続グランプリ受賞も、3.2リッター直6エンジンの6年連続受賞も、自動車メーカーとしては史上初めてのことで、BMW社にとっては、非常に栄誉ある受賞だと言えます。

 さすがは、「バイエルン・エンジン製造会社」という感じです。0xF9CF

〔関連情報〕
   ・Engine Expo 2006
   ・International Engine of the Year 2006
   ・BMW社の5.0L・V10エンジンが「International Engine of the Year 2005」を獲得
   (昨年の模様:Automotive Technology)

2006/05/09
[ Car, News ]

 5シリーズのロングホイールベース版のスパイ写真が公開されています。

BMW 5 Series LWB Spy Photo
(2006年5月9日:WorldCarFans.com)

 一見、普通の5シリーズのように見えますが、後部ドアが10~15cmほどストレッチされています。

 Audi A6では、すでに中国と中東市場において、ロングホイールベース版が投入されていますが、記事に依れば、BMWも、中国市場において、年内にも投入されるであろう、とのことです。

 となると、気になるのは、5シリーズのフェイスリフト。いつごろ、どのような形で出てくるでしょうか。

2006/05/08
[ Car, News ]

GM社、DaimlerChrysler社、BMW社が、新タイプのハイブリッドシステムを公開
(2006年5月2日:Automotive Technology)

 米GM社、DaimlerChrysler社、ドイツBMW社の3社は、共同開発を進めてきた「2モード・フルハイブリッド・システム」の最新タイプを公開した。3社は2007年の生産開始を目指して共同開発を進めているが、今回公開したものが、2007年の生産型のベースになると見られる。この新型ハイブリッドシステムは、従来の二つのモータを持つ2モードハイブリッドシステムに、4段変速機を組み合わせている点が新しい。

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2006/05/08
[ Car, News ]

BMW社、スプレーガイデッド直噴で自然吸気の直6希薄燃焼エンジンを開発
(2006年5月8日:Automotive Technology)

 ドイツBMW社は、ピエゾ噴射弁を用いたスプレーガイデッド直噴の直列6気筒希薄燃焼エンジンを開発し、今後投入する車種や市場を段階的に拡大していくことを明らかにした。従来のポート噴射エンジンに比べて最高出力をやや高めた上、燃費を10%改善できるという。

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2006/04/30
[ Car, News ]

 3シリーズ・クーペに搭載予定の、新開発「6速AT」の情報です。

BMW details new ultra-quick Six-Speed automatic
(2006年4月28日:Leftlane News)

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 新開発の「6速AT」は、習熟したドライバーがMTをシフトチェンジするよりも速く、すべてのギアレシオで100ms(0.1秒)以内にシフトチェンジを完了させるとのこと。

 例えば、6速ギアで80km/hで巡航中、急激な加速のためにキックダウンさせると、コンピュータが瞬時に判断し、エンジン回転数を1,400rpmから5,000rpmにアップさせ、100ms以内に2速ギアへシフトダウンさせます。

 ちなみに、このほど発表されたLEXUS LS460では、世界初の「8速AT」が搭載されているようですね。

 その昔、チャリンコ(自転車)で「多段ギア」が無意味に流行りましたが、LEXUSのこの記事を読んで、それを思い出してしまいました。0xF9C7

#いまから考えると、チャリンコは、クルマよりも早く、「シーケンシャルシフト」搭載(?)だったんですね~。