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Audio and Visual Archive
2007/08/25

 しさしぶりに、ツボにはまる製品が発表になりました。0xF9CF

 今年5月に、BRAVIAの名を冠したビデオプロジェクター「VPL-AW15」が発表された際、密かにBRAVIAエンジンを搭載した「VPL-VW50」の後継モデルを期待していたのですが、まさにそのとおりになりました。

業界最高値コントラスト比 35,000:1により、豊かで自然な階調表現と深みのある黒を再現するフルHDパネル「SXRD」搭載 〈ブラビア〉ビデオプロジェクターを発売
(2007年8月21日:ソニーマーケティング)

SONY VPL-VW60
(写真はSONYさんから拝借)

 思い起こせば、SONYさんが、コンスーマー向けビデオプロジェクターに「SXRD」を使ったのは、「QUALIA 004」が初めてでした(2003年8月発売)。

 QUALIAシリーズのイメージメーカーとして、0.78型のフルHD SXRDパネル、レンズにカールツァイス、光源にピュア・キセノンランプと、コンスーマー用としてはとても贅沢なデバイスを奢ったこのモデルの価格は、252万円。

 その2年後、SXRDパネルを0.61型に小型化することによりコストダウンを図り、さらにアドバンスト・アイリスの搭載によりコントラスト比を15,000:1まで高めた、「VPL-VW100」を投入します(2005年12月発売)。価格は、136.5万円。

 さらにその約1年後、光源であるキセノンランプを、UHPランプ(高圧水銀ランプ)に変更することにより、大幅なコストダウンを図った、「VPL-VW50」を投入します(2006年8月発売)。価格は、73.5万円。

 そして今回の「VPL-VW60」の投入(2007年8月)。価格は、44.1万円。

 「アドバンスト・アイリス2」の搭載により、業界最高の35,000:1の高コントラスト比の実現や、「BRAVIA ENGINE」の搭載、TRUE CIMEMA(24p)信号への対応など、注目機能が目白押しですが、中でも最も嬉しいのは、VPL-VW100にて搭載された「ARC-F」(オールレンジクリスプフォーカス)レンズが、そのままキャリーオーバーされていることです。

 いわば、QUALIA 004やVPL-VW100で培われた遺伝子が、そのまま受け継がれているといっても良いでしょう。

 しか~し、わずか4年で、6分の1の価格でこの性能。すごいことです。

 となると、がぜん期待が高まってくるのは、VPL-VW100の後継モデルです。コストダウンを図ったピュア・キセノンか、あるいはレーザー光源やLED光源など、次世代光源を載せてくるかも知れません。楽しみです。

 ちなみに、来月9月の中旬に、「Sony Dealer Convention 2007」が開催されます。本来は、ソニーの販売店さん向けのイベントなのですが、今年も再び「潜入」しちゃいます。

Sony Dealer Convention 2007

 今回の「VPL-VW60」のお披露目や、BRAVIA「X5000シリーズ」(?)の発表、それから、フルデジタルアンプ「TA-DA9100ES」や「TA-DA7000ES」の後継モデルの発表など、密かに期待しています。

〔関連情報〕
   ・業界最高値コントラスト比 35,000:1により、豊かで自然な階調表現と深みのある黒を再現するフルHDパネル「SXRD」搭載 〈ブラビア〉ビデオプロジェクターを発売
   (2007年8月21日:ソニーマーケティング)
   ・コントラスト比35000:1、“ブラビア”フルHDプロジェクター
   (2007年8月21日:ITmedia +D LifeStyle)
   ・ソニー、44万円のSXRD/フルHDプロジェクタ「VW60」-コントラスト35,000:1。ブラビアエンジン内蔵
   (2007年8月21日:Impress AV Watch)

2007/08/14

 さて、BRAVIA Xシリーズの52インチモデル(KDL-52X2500)が「生産完了」し、いよいよ次期モデルが気になるところですが・・・、

 ちょっと北米のソニーさんを覗いてみると、なんと、70インチのBRAVIA(KDL-70XBR3)が出ていたりします。

 10bit階調の液晶パネルを使用し(内部演算も10bit処理)、120Hz駆動の「モーションフロー」を搭載した、“凄いヤツ”です。

注1: 「10bitソニーパネル」については、こちら
注2: 「モーションフロー」については、こちら

KDL-70XBR3
(画像はSONY USAさんから拝借)

 筐体サイズは、1,842mm(W)×1,131mm(H)です。

 写真だとどれくらい大きいのかよく分かりませんが、52インチのBRAVIAが1,415mm(W)×890mm(H)であることを考えると、二回り以上大きい感じです。

 ちなみに、BMW 530i(E60)の全幅が1,845mmですので、ほぼ同じです。(でか~ぁ!)

 ついでに、北米のSony Styleでの価格は、32,999.99ドル(約391万円)となっています。(たか~ぁ!)

Home Theater

 我が家に置いてみるとこんな感じ。まぁ、宝くじでも当たらない限り、70インチのBRAVIAなど買える由もないですが。

 ほいで、Jシリーズに「10bitパネル」と「モーションフロー」が搭載された時には、型式がJ5000となったので、Xシリーズの次期モデルは、X2500から一足飛びに「X5000」シリーズになるのではないかな~ぁなどと、勝手に想像したりしています。

 さらに、国内では、BRAVIA Aシリーズは、60インチが最大ですが、北米では、なんと、70インチのリアプロジェクションテレビ(KDS-Z70XBR5)が出ていたりします。

 搭載されている光学エンジンは、もちろんソニーさんの誇る「SXRD」です。

KDS-Z70XBR5
(画像はSONY USAさんから拝借)

 同じく、北米のSony Styleでの価格は、5,999.99ドル(約71万円)となっています。

KDS-Z70XBR5

 側面から見ると、こんな感じです。誰も、これがリアプロジェクションテレビとは思わないでしょう。

 ということで、話は戻りますが、「10bitパネル」と「モーションフロー」のBRAVIA X5000シリーズ(?)、発表が楽しみです。
(9月中旬の「Sony Dealer Convention」あたり?)

2007/07/06

 ソニーさんの新本社ビル、「SONY City」に行ってきました。0xF9D8

 今回は、前回の「4kSXRDプライベートショー」の際にはまだ完成していなかった、ソニーさんの新しいショールーム、「The Square」に入ることができます。

 このショールームは、「ソニーのすべての商品を一堂に用意し、ソニーが誇る最高のクオリティを実現する視聴ルームなどが設置されている」そうです。

 まさに、ソニラーにとっては、「ソニーミュージアム」に次ぐ聖地。わくわく。0xF995

sony_bld01.jpg
(FOMA SO903iTVにて撮影)
sony_bld02.jpg
(FOMA SO903iTVにて撮影)

 残念ながら、「The Square」内は撮影禁止となっており、お見せすることができませんが、エントランスには「4kSXRD+BlueOcean」の巨大高精細スクリーンが4基も設置されていて、いきなり度肝を抜かれました。0xF9CF

 「ソニーが誇る最高のクオリティを実現する視聴ルーム」には、
   VPL-VW100 with 120インチスクリーン
   TA-DA9100ES with SS-AR1+サテライトスピーカーの9.1ch構成
   TA-DR1a with SCD-DR1のスーパーオーディオ構成
などが設えられていました。まさに夢の環境。0xF9CB

 その他、ドーム型のブース内にPlayStation 3が設置され、全周囲画像に近い形で「Gran Turismo HD」ができたりして、ソニラーなら一日いても飽きないかも。0xF9F8

 あっ、そう言えば、仕事で来たのでした。本題を忘れるところでした。0xF9C7

2007/05/30

 忘れてました。

SONY BRAVIA KDL-52X2500
(FOMA SO902iにて撮影)

 今日は、第二回目の「530iの日」でした。
(画像と内容とは、関連はありません)

 ここは、都内某電気量販店。「KDL-52X2500」(手前の一番デカイの)は、50インチ以上クラスで、人気第2位だそうです。

 ちなみに、カラーオーダーモデルは受注完了したそうで、そろそろ「ソニー、年末は50インチ液晶で勝負」ですかね。0xF9CE
(北米では、70インチのBRAVIA(しかも10bitパネルで120Hz駆動!!)のモデル(KDL-70XBR3)も出てますが)

 SEDは、あんなことになっちゃいましたが、有機ELの商品化は、着々と進んでいるようです。

「そろそろ反撃していいですか? BRAVIA 2.0」

って感じですか。行け~っ!

#って、それはうちか。0xF9C7

2007/03/14
sony_bld01.jpg
(FOMA SO902iにて撮影)

 品川、港南口。

 職人が入社したころは、高輪口に比べ、港南口は、な~んにも無かったのですが、いまでは新幹線「のぞみ」も停まるようになり、重要なハブステーションになりました。

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(FOMA SO902iにて撮影)

 港南口再開発の象徴とも言える、巨大ビル&マンション群。

sony_bld03.jpg
(FOMA SO902iにて撮影)

 港南口からほどなくのところにそびえ立つ、ソニーさんの新本社ビル、その名も「SONY City」。

 地上20階、地下2階建て、高さ約100m。敷地面積18,165m2、延床面積163,745m2にも及ぶ巨大建造物。

sony_bld04.jpg
(FOMA SO902iにて撮影)

 「世界のソニー」にふさわしい佇まい。

(以下、編集中)

〔関連情報〕
   ・ソニー新本社ビル「Sony City」突撃レポート!
   (2007年4月24日:PC Watch)
   ・「ソニー4K“SXRD”プロジェクタープライベートショー」セミナーレポート
   (2007年3月28日:日本SGI)