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高輝度黄色LEDドアミラーウィンカーの製作
(3/4)
'02/07/24初版,'03/09/13更新

[発光ユニットの埋め込み]

(以下、まだ考え中です。)

[写真10]
Now Making
  • これが、3Dプロッタ、「モデラ」です。(写真10)
  • モデラとは、「Roland DG」さんが開発した、パソコンでデザインした3次元形状をさまざまな素材で精密に切り出すことができる、「パーソナル3次元プロッタ」のことです。
  • 工房所有のモデルは、MDX-3(標準価格:120,000円、実勢価格:80,000円前後)です。
  • 残念ながら、既にMDX-3は製造中止となっており、現在は上位機種として、MDX-15(標準価格:298,000円), MDX-20(標準価格:398,000円)などが発売されています。
    (最後に買っておいて良かった~。)0xF9C7
 
[写真11]
Now Making
  • これが、モデラの心臓部である「スピンドルユニット」です。(写真11)
  • スピンドルユニットの先にドリルのようなものが付いていますが、これが「エンドミル」というものです。
  • エンドミルはドリルに似ていますが、ドリルは軸方向にしか切削できないのに対し、エンドミルは横方向にも切削することができます。
  • このエンドミルを回転させながら、x軸, y軸, z軸方向にサーボ制御することによって、素材を3次元に加工することができる訳です。
     
    x方向y方向z方向
    加工可能範囲152.4mm101.6mm40.65mm
    加工精度0.025mm0.05mm0.025mm

 ところで、「なんで、個人でこんなもん持ってんの?」とお思いでしょうが、こういうご時世ですから、工房にも設備投資が必要なんです。(笑)

 これまでの工房の作品は、家内制手工業的なアナログな作業をしていましたが、これからは、ハイテク機器(?)を応用したミクロン単位でのデジタルな生産が可能となりました。すなわち、職人は、この機器を得たことによって、デジアナ・ハイブリッドな生産ラインの工場長となった訳です。0xF9F8

[モデラによる加工]

(編集中)

[写真12]
Now Making
  • ドアミラーは複雑な3次元形状をしているため、台紙を使って型取りをします。(写真12)
    (3Dデジタイザがあれば簡単なのですが。誰か貸して~!)
  • この型取り法は、CIMAの複眼移植でも使った方法ですが、慣れれば0.1mm程度の精度まで出すことができます。
  • テープの中央に丸い円が見えますが、この位置に、1ユニット5個のLEDのうち、真ん中のLEDがきます。
  • ドアミラーの底面にもLEDを埋め込みます。これは、乗り降りの際の「ボーディングランプ」(足下照明)となります。
  • リモコンキーをUnLockにすると点灯し、Lockあるいはドアを閉めると徐々に消灯するようにします。
 
[写真13]
Now Making
  • 切削加工の終わったドアミラーです。(写真13)
  • φ4.9mmの穴を8mmピッチで正確に切削します。
  • ウィンカー用の黄色LEDを99個、ボーディングランプ用の白色LEDを12個、さらにドアミラーの先端にポジションランプ用の白色LEDを3個、全部で合計114個のLEDが埋め込まれます。
    (ちょっと節操ないか?)(笑)

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